こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。
積水ハウスの見積もりを見ていて、本体価格とは別に「オプション」という項目がいくつも並んでいて、合計するといくらになるのか分かりにくいと感じたことはありませんか。
特に気密性能や樹脂サッシ、断熱材のグレードアップといった項目は、標準仕様との違いが分かりづらく、追加すべきか迷う方が多い部分です。
この記事では、積水ハウスの主なオプションと費用目安、標準仕様との境界線、そして契約前に確認しておきたいポイントを宅建士の視点で整理します。
この記事を読むとわかること
- 積水ハウスの主なオプション項目と費用目安
- 気密性能を高めるオプションの考え方
- 樹脂サッシ・断熱材・ベタ基礎のオプション費用
- 標準仕様との境界線と契約前に確認すべきこと
積水ハウスの主なオプションと費用
まずは積水ハウスでよく検討されるオプション項目を、費用目安とあわせて見ていきます。金額はあくまで一般的な目安であり、商品・地域・時期・仕様の組み合わせによって変わるため、正確な金額は担当者からの見積書で確認してください。
オプション一覧|何が標準で何がオプションか
積水ハウスは自由設計の注文住宅のため、標準仕様の範囲は商品シリーズや地域によって幅があります。標準仕様そのものの詳しい一覧は積水ハウスの標準仕様を解説した記事で整理していますので、まずはそちらで「基本の中身」を確認しておくと、この記事で扱うオプションとの違いが分かりやすくなります。
この記事で扱うのは、標準仕様から一歩進んで検討されることが多い代表的な項目です。具体的には、気密性能を高めるための施工仕様、樹脂サッシへの変更やトリプルガラス化、断熱材のグレードアップ、基礎仕様の変更などが挙げられます。
ここ、悩みどころですよね。担当者から個別に提示されると「これは付けるべきものなのか」の判断がしにくいので、まずは項目ごとの相場感を先に持っておくのがおすすめです。
このほか、床材のグレードアップ(突き板→無垢材)・キッチン天板のセラミック化・外壁デザインパターンの変更・制震システム(鉄骨系でオプション扱いの場合)なども、検討の際によく話題に上る項目です。床材の無垢材変更・キッチン天板のセラミック化・外壁デザインパターンの変更の費用は、選ぶ商品や面積で変わるため見積もりで確認が必要です。制震システムは+50〜100万円程度とされることが多いですが、いずれも面積・商品・組み合わせにより変動しますので、正確な差額は担当者の差額表・見積書で確認してください。
気密性能を高めるオプション

積水ハウスは断熱等級5〜6への対応など断熱性能については積極的に情報発信している一方、気密性能を示すC値については公式に数値を公表しておらず、全棟での気密測定も行っていません。このため、高気密を重視する方は、施主側から具体的な仕様を確認・相談する姿勢が必要になります。
気密性能を高めたい場合の主な選択肢は、気密パッキンや気密テープの施工範囲を丁寧に指定すること、そして完成時に第三者機関による気密測定(気密検査)を依頼することです。気密測定はオプション扱いで、施主が実際に依頼した事例では1回あたり15万円程度という報告も見られますが、この金額は個別の体験に基づくものであり、地域・時期によって変わる可能性がある点は押さえておいてください。
北海道のような寒冷地では、気密性能が暖房効率や結露リスクに直結するため、単に断熱材のグレードだけでなく、気密性能をどう確保するかも打ち合わせの早い段階で担当者に確認しておきたいポイントです。
「積水ハウス 気密 オプション」で調べる方が多いのは、公式に決まった単一の「気密オプション」という商品名が存在せず、施工仕様の指定と測定依頼を組み合わせる形になっているため、何を確認すればいいのか分かりにくいことが背景にあるのかなと思います。まずは、気密測定を依頼できるかどうかと、気密性能を高めるための施工仕様に対応してもらえるかどうかを、担当者に具体的に質問してみてください。
樹脂サッシ・窓関連のオプション

積水ハウスの窓は、樹脂窓とペアガラスを組み合わせた仕様が基本となっており、オプションでガラスをトリプル仕様に変更することで断熱性能をさらに高めることができます。サッシ・ガラスの種類ごとの詳しい性能差については、積水ハウスの窓の種類を解説した記事で詳しく整理していますので、性能面の違いを詳しく知りたい方はそちらもあわせてご覧ください。
費用面では、窓をトリプルガラス仕様にグレードアップする場合の追加費用は、見積もりで確認が必要です。窓の枚数や大きさ、選ぶ商品によって変動幅が大きいため、家全体でまとめて変更するのか、寒さが気になる方角の窓だけ変更するのかで、総額はかなり変わってきます。
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断熱材・ベタ基礎のオプション

積水ハウスの鉄骨系商品では「ぐるりん断熱」という独自の断熱工法が標準として採用されており、標準仕様・ハイグレード仕様・プレミアム仕様の3段階が用意されています。それぞれの断熱構成や工法の詳しい内容は基礎断熱を解説した記事で扱っていますので、仕様の違いを詳しく知りたい方はそちらを確認してみてください。
費用は、ハイグレード仕様にするか、プレミアム仕様まで引き上げるか、天井断熱だけを厚くするといった部分的なグレードアップにするかで変わるため、見積もりで確認してください。
基礎については、鉄骨系では布基礎、木造のシャーウッドではベタ基礎が標準的な考え方とされていますが、地盤の状況によってはベタ基礎への変更や地盤改良が必要になる場合があります。ベタ基礎に関するオプション費用は地盤の強度によって差が大きく、30万円から100万円程度という報告も見られますが、これは地盤調査の結果次第で大きく変わるため、目安の一つとして捉えておいてください。
地盤改良費については標準仕様に含まれないケースが一般的なので、資金計画の早い段階で概算を確認しておくと安心です。ここは後から金額が動きやすい部分なので、慎重に見ておきたいですね。
オプション選びで後悔しないためのポイント
ここまで主なオプション項目と費用目安を見てきましたが、実際に選ぶ場面では「何を優先するか」の判断がもっと重要になります。ここからは、契約前に押さえておきたい考え方を整理します。
標準仕様との境界線
オプションを検討する前に、まず標準仕様でどこまでカバーされているのかを正確に把握しておくことが大切です。標準仕様の詳しい範囲や設備の一覧は積水ハウスの標準仕様の記事で整理していますので、今回のオプション費用と合わせて確認しておくと、全体の予算感がつかみやすくなります。
標準とオプションの境界線は、商品シリーズや契約時期によって変わることがあるため、カタログや過去の情報だけで判断せず、打ち合わせの場で仕様書に明記してもらうことをおすすめします。例えば、この記事で扱っている気密測定や窓のグレードなどは、地域や商品によって「標準に含まれる範囲」がわずかに異なる場合があります。同じ項目名でも会社や時期によって扱いが変わることがあるので、口頭の説明だけで安心せず、見積書や仕様確認書に「標準」「オプション」の区分をはっきり書いてもらうと、後から認識のズレが起きにくくなります。
優先順位の付け方
オプションは全て追加しようとすると総額がすぐに膨らんでしまうため、優先順位をつける視点が欠かせません。私がおすすめしているのは、窓・断熱・気密・基礎・制震といった「後から変更しにくい部位」を優先し、照明や一部の内装、コンセントの位置といった「後から対応しやすい部位」は標準仕様のまま様子を見る、という考え方です。
気密性能や断熱材のグレードは、住み始めてからの光熱費や快適性に長く影響する部分なので、初期費用だけでなく長期的な視点で検討する価値があります。一方で、照明の配置やコンセントの数、一部の内装の色柄などは、入居後に家具やカーテンで調整したり、部分的なリフォームで変更したりすることが比較的しやすい部類です。予算に限りがある場合は、まず「変更しにくい部位」に予算を優先的に配分し、「変更しやすい部位」は標準仕様のまま様子を見て、暮らし始めてから必要に応じて手を加えるという考え方も選択肢の一つです。迷ったときは、この「変更しにくさ」を軸に考えると判断しやすいかなと思います。
オプション費用の総額シミュレーション
ここまでの費用目安を組み合わせると、主要なオプションをまとめて選んだ場合のおおよその総額イメージが見えてきます。あくまで一例としてのシミュレーションですので、実際の金額は仕様や地域、担当者からの見積もりで確認してください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 気密測定(オプション) | 15万円程度 |
| 窓のトリプルガラス化 | 見積もりで確認 |
| 断熱材ハイグレード仕様 | 見積もりで確認 |
| ベタ基礎・地盤関連 | 30万〜100万円程度 |
合計額は、どの項目をどこまで選ぶかで大きく変わります。実際には全てを同時に選ぶ方は多くなく、優先順位をつけて一部だけ選択するケースがほとんどです。総額を把握したいときは、個別の金額よりも先に「合計でいくらまでなら追加してよいか」という上限を決めておくと、打ち合わせの中で判断しやすくなります。
契約前に確認すべきこと
オプションで後悔しないために、契約前には次の点を確認しておくことをおすすめします。まず、検討しているオプションが標準仕様に含まれるのか、追加費用が発生するのかを仕様書ベースで確認すること。次に、複数のオプションを組み合わせた場合の合計金額を、個別の差額だけでなく総額として提示してもらうこと。そして、地盤改良費のように後から金額が変わる可能性がある項目については、その旨をあらかじめ聞いておくことです。
見積もりの内容は会社や担当者によって書き方が異なることがあるため、他社と比較する際は「何が標準で何がオプションか」を揃えた上で金額を見るようにしてください。
よくある質問
Q. 積水ハウスの気密オプションとは具体的に何ですか?
積水ハウスには「気密オプション」という単一の商品名は公式には存在せず、気密パッキンなどの施工仕様を具体的に指定することと、完成時に気密測定(気密検査)を依頼することの組み合わせが実務上の対応になります。気密測定はオプション扱いで、費用や対応可否は担当者に確認してください。
Q. 積水ハウスのオプション費用の総額はどれくらいを見ておけばいいですか?
気密測定・窓のグレードアップ・断熱材のグレードアップ・基礎関連をまとめて選んだ場合の合計額は、どの項目をどこまで選ぶかで大きく変わります。実際にはどこまで選ぶかによって大きく変わるため、優先順位をつけた上で担当者から総額の見積もりを取ることをおすすめします。
Q. 樹脂サッシへの変更はどのくらいの費用がかかりますか?
積水ハウスの窓は樹脂窓とペアガラスの組み合わせが標準仕様となっており、トリプルガラス仕様へのグレードアップの費用は、見積もりで確認が必要です。窓の枚数や大きさによって変動するため、まとめて変更するか一部の窓だけにするかで総額は変わってきます。
Q. 断熱材のグレードアップは必要ですか?
積水ハウスの鉄骨系商品は「ぐるりん断熱」が標準採用されており、標準仕様でも一定の断熱性能は確保されています。そのうえでさらに快適性を高めたい場合や、寒冷地で光熱費を抑えたい場合は、ハイグレード・プレミアム仕様へのグレードアップを検討する価値があります。判断に迷う場合は、地域や暮らし方に応じて担当者と相談しながら決めるのがおすすめです。
Q. ベタ基礎はオプションになりますか?
木造のシャーウッドではベタ基礎が標準的な考え方とされる一方、鉄骨系では布基礎が基本となっており、ベタ基礎への変更がオプション扱いになるケースがあります。いずれの場合も地盤調査の結果次第で地盤改良費が別途必要になることがあるため、資金計画の早い段階で概算を確認しておくと安心です。
まとめ|積水ハウスのオプションは優先順位と総額で判断する
積水ハウスのオプションは、気密性能・樹脂サッシ・断熱材・基礎など、後から変更しにくい部位に関わるものが多く、標準仕様との境界線も商品や時期によって変わります。個別の金額だけで判断するのではなく、後から変更しやすいかどうかという視点で優先順位をつけ、総額としていくらまでなら追加してよいかを先に決めておくことが、後悔しないオプション選びにつながるのかなと思います。
正確な金額や対応可否は、実際の見積もりや打ち合わせの中で担当者に確認するのが一番確実です。気になる項目があれば、遠慮せずに具体的な仕様と金額を質問してみてください。
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条件を揃えて比較できると、判断のブレが減ります。
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