こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。
積水ハウスの木造シリーズ「シャーウッド」を調べていると、「グラヴィス」という商品名を見かけて、標準的なシャーウッドと何が違うのか気になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ステージ・ベルサ・ヴィラといった複数の名前が出てきて、どれがどれだか分かりにくいと感じる方もいるかもしれません。
この記事では、グラヴィスの位置づけと特徴、ステージ・ベルサ・ヴィラの違い、そして検討する際に確認しておきたいポイントまで、宅建士の中立的な視点で公式情報をもとに整理します。
この記事を読むとわかること
- グラヴィスのシャーウッド内での位置づけ
- グラヴィス ステージ・ベルサ・ヴィラの違い
- クリアビューデザインなど独自技術の特徴
- 坪単価の考え方と検討時の確認ポイント
積水ハウス グラヴィスの特徴
グラヴィスは、積水ハウスの木造シリーズ「シャーウッド」の中に位置づけられる商品群です。まずは基本的な位置づけと、ステージ・ベルサ・ヴィラといった具体的なバリエーションの違いから見ていきましょう。
ここだけは確認してください。グラヴィスという名前は、時期や展示場によって「ザ・グラヴィス」「グラヴィス ステージ」など複数の呼ばれ方をされることがあります。資料請求や見学の際は、担当者にどの商品を指しているのかを確認しながら話を進めることをおすすめします。
グラヴィスとは何か
グラヴィスは、積水ハウスが木造シリーズ「シャーウッド」の中で展開してきた中高級〜上位グレードの商品群です。積水ハウスの公式発表によると、グラヴィスはシャーウッドの中でも「中高級商品の主力」というポジションで位置づけられてきた経緯があります。
木造の質感や意匠性にこだわりながらも、積水ハウスならではの構造技術や快適性を両立させたい人に向けた上位ラインという理解でよさそうです。標準的なシャーウッドとの具体的な仕様差については、公式サイトでも明確な一覧が見当たらなかったため、詳しい違いを知りたい場合は展示場や担当者に確認することをおすすめします。
「ザ・グラヴィス」という商品名について
「ザ・グラヴィス」は、積水ハウスの公式発表で確認できる正式な商品名です。積水ハウス創業50周年にあたる2010年9月1日に発売された記念モデルで、当時の発表では「グラヴィスシリーズの中核を担う商品」と位置づけられていました。
「グラヴィス」という名前だけで語られる場合、この「ザ・グラヴィス」を指していることもあれば、後述するグラヴィス ステージなど個別のバリエーションを指していることもあるようです。検索や資料請求の際に名前の表記が微妙に違っていても、同じグラヴィスシリーズの中の話であることが多いと考えておくとよさそうです。
グラヴィス ステージ・ベルサ・ヴィラの違い

グラヴィスシリーズの中には、ステージ・ベルサ・ヴィラという名前のバリエーションがあり、それぞれ発表時期やコンセプトが異なります。公式発表の内容をもとに、分かっている範囲で整理します。
グラヴィス ステージ
グラヴィス ステージは、積水ハウスの公式発表で「シリーズの最高峰」と位置づけられているモデルです。発売時の発表では、1階天井高2.7m・2.5mのサッシ・4寸勾配の屋根と1.2mの深い軒といった、開放感と重厚感を両立させる仕様が特徴として紹介されていました。
グラヴィス ベルサ
グラヴィス ベルサ(公式のローマ字表記はBellsa)は、陶版タイルの外壁「ベルバーン」を用いた寄棟屋根・木目調の外装パーツが特徴として発表されたモデルです。ベルバーンについては当サイトでも別記事で詳しく解説しています。
グラヴィス ヴィラ
グラヴィス ヴィラは、洋風の中高級モデルとして発表された商品です。6寸勾配の切妻屋根、屋根裏の多目的空間「アクティブフロア」、30年メンテナンスサイクルを想定した耐久性の高い外装などが特徴として紹介されていました。
いずれも公式発表そのものは過去のものであり、現在の展示場でどのバリエーションがどこまで取り扱われているかは、地域や時期によって差がある可能性があります。具体的な仕様や取り扱い状況は、最新の情報を担当者に確認してください。
クリアビューデザインと構造技術

グラヴィスを含むシャーウッドの意匠面での特徴として、「クリアビューデザイン」という考え方があります。床・天井・軒の高さをそろえ、カーテンボックスを天井に埋め込むなど、視線の抜けを妨げる要素を極力なくすことで、庭や空、周囲の景色までひと続きの空間として楽しめるようにする設計思想とされています。この考え方を支える技術として、一般的なアルミサッシと比べて高い断熱性能を持つ独自サッシも採用されているようです。
構造面では、積水ハウスの木造軸組構法をベースに、モノコック構造とラーメン構造それぞれの強みを組み合わせた「シャーウッドハイブリッド構造」が採用されています。木造軸組構法として型式適合認定を取得している点も、公式サイトで確認できる特徴のひとつです。250mmという太さの柱「スーパーコラム」や、高い剛性を持つ床・屋根の構造も、グラヴィスを含むシャーウッド全体を支える技術として案内されています。
積水ハウス公式のシャーウッド デザイン技術ページでは、クリアビューデザインをはじめとした意匠面の考え方をより詳しく確認できます。
現在の取り扱い状況について確認したいこと
グラヴィスやステージ・ベルサ・ヴィラといった名前は、積水ハウスの公式サイト上で商品ラインの入り口として大きく打ち出されているわけではなく、現在はシャーウッドというブランド全体の中の技術・実例として語られている部分が大きいようです。過去に発表された商品名が、現在も同じ名前・同じ仕様で展示場に並んでいるとは限りません。
グラヴィスという名前にこだわって検討したい場合は、展示場やカタログでその名前が今も使われているか、使われていないとすれば現在はどのグレードに相当するのかを、担当者に率直に確認することをおすすめします。名前が変わっていても、クリアビューデザインやシャーウッドハイブリッド構造といった技術面の考え方は引き継がれている可能性が高いと考えられます。
グラヴィスを検討する際に確認したいこと
グラヴィスの位置づけと特徴を押さえたら、次は坪単価の考え方、標準仕様との関係、評判の傾向を見ていきましょう。
ここだけは確認してください。グラヴィスは上位グレードに位置づけられる商品のため、標準的なシャーウッドよりも坪単価が高くなりやすい傾向があります。見積もりを取る際は、どのグレードを前提にした金額かを確認してください。
坪単価・費用の考え方
積水ハウス全体の坪単価は、当サイトでは建物本体・延床坪あたりおおよそ100万円〜150万円程度(中心は100万円〜130万円程度)を目安として紹介しています。木造のシャーウッドと鉄骨のイズシリーズで坪単価に大きな差はなく、価格差よりも「どんな仕様・オプションを選ぶか」の影響が大きいとされています。
グラヴィスは上位グレードに位置づけられる商品のため、この目安の中でも中心からやや高めの水準になりやすいと考えられます。ただし、グラヴィス単体の坪単価を示す公式な一覧は見当たらなかったため、正確な金額は個別の見積もりで確認する必要があります。積水ハウス全体の坪単価と総額の目安は、積水ハウスの坪単価を整理した記事で詳しく解説しています。
💰 宅建士マコトより
グラヴィスのような上位グレードを検討している方へ。
オーナー紹介ルート経由なら建物価格の3%以上の割引が期待できます。例えば、3000万円なら約90万円、4000万円なら約120万円の割引が期待できるため、上位グレードへのアップグレード費用も実質的に軽減できる可能性があります。
標準仕様との関係
グラヴィスがシャーウッドの標準仕様とどこまで共通で、どこから独自の仕様なのかは、公式サイト上で明確に線引きされているわけではありません。クリアビューデザインやシャーウッドハイブリッド構造といった技術面は、グラヴィスに限らずシャーウッド全体で採用されている考え方のようです。
一方で、ステージの高天井やベルサのタイル外壁のように、グラヴィスのバリエーションごとに特徴的な仕様も存在していました。標準仕様全体の考え方を先に押さえておくと、グラヴィスならではの違いも理解しやすくなります。積水ハウスの標準仕様については、積水ハウスの標準仕様を整理した記事で詳しく解説しています。
評判・口コミの傾向

グラヴィス単体での評判・口コミは、シャーウッド全体の評判の中に埋もれてしまうことが多く、明確に切り分けて語られている情報は多くありません。上位グレードという位置づけから、外観の重厚感や意匠性を評価する声が中心になりやすいと考えられますが、具体的な体験談は展示場やオーナーの実例を通じて確認するのが確実です。
シャーウッド全体の評判や後悔しやすいポイントについては、積水ハウス シャーウッドの後悔ポイントを整理した記事もあわせてご覧ください。木造・鉄骨のどちらを選ぶか迷っている場合は、積水ハウスの木造・鉄骨の違いを整理した記事から検討を始めるのもおすすめです。
まとめ|グラヴィスが向く人
積水ハウスのグラヴィスは、シャーウッドの中でも木造の質感と意匠性、そして積水ハウスならではの構造技術を両立させたい人に向いている上位グレードの商品群です。ステージ・ベルサ・ヴィラといったバリエーションごとに異なる特徴があり、クリアビューデザインやシャーウッドハイブリッド構造といった技術面の裏付けもあります。
一方で、これらの商品名が公式発表された時期はやや前になるため、現在の展示場でどこまで同じ名前・同じ仕様で扱われているかは、地域や時期によって差がある可能性があります。
宅建士として私なら、グラヴィスを検討する際、まず展示場でグラヴィスという名前が現在どのように使われているかを担当者に確認したうえで、クリアビューデザインなど気になる仕様が今のシャーウッドにも引き継がれているかを実際の空間で確かめ、坪単価は標準的なシャーウッドとの差を含めて見積もりで比較してから判断します。
グラヴィス以外の区分も含めて積水ハウスの全体像を確認したい方は、積水ハウスの商品一覧をまとめた記事もあわせてご覧ください。
よくある質問
Q. 積水ハウスのグラヴィスとは何ですか?
積水ハウスの木造シリーズ「シャーウッド」の中に位置づけられる中高級〜上位グレードの商品群です。積水ハウスの公式発表では「中高級商品の主力」と位置づけられてきました。
Q. 「ザ・グラヴィス」とグラヴィスは同じですか?
「ザ・グラヴィス」は2010年に積水ハウス創業50周年記念モデルとして発売された正式な商品名で、グラヴィスシリーズの中核を担う商品と位置づけられていました。
Q. グラヴィス ステージ・ベルサ・ヴィラの違いは何ですか?
ステージはシリーズの最高峰、ベルサはタイル外壁「ベルバーン」が特徴、ヴィラは洋風で屋根裏の多目的空間を備えるなど、発表時期ごとにコンセプトが異なります。
Q. クリアビューデザインとは何ですか?
床・天井・軒の高さをそろえるなどして視線の抜けを妨げる要素をなくし、庭や空とひと続きの空間を楽しめるようにする、積水ハウスの設計思想です。
Q. グラヴィスの坪単価はいくらですか?
積水ハウス全体では坪100万〜150万円程度が目安とされ、グラヴィスは上位グレードのため中心からやや高めの水準になりやすいと考えられます。正確な金額は個別の見積もりで確認してください。
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