こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。
ヘーベルハウスのフレックスを調べると、FREX2・FREX3・FREX4のほか、アスガルドやラウムフレックスまで複数の名前が出てきます。数字が世代を表すのか、どの商品が上位なのか、価格はいくらなのか分かりにくいですよね。
結論から整理すると、FREXは重鉄・システムラーメン構造を使う2〜4階建ての邸宅シリーズです。FREX2・3・4の数字は現行ラインアップでは主に階数を示し、アスガルドとRAUMFREXは独自の設計・意匠を加えたモデルとして位置づけられています。
この記事では、ヘーベルハウスのフレックスについて、構造、大空間や都市敷地との相性、種類、価格の確認方法を宅建士の視点で整理します。公式で一律に公表されていない坪単価は推測せず、見積もりで比較すべき項目まで分けて解説します。
この記事を読むとわかること
- ヘーベルハウスFREXの位置づけと対応階数
- 重鉄・システムラーメン構造の特徴
- FREX2・3・4と上位モデルの違い
- 価格・間取りを比較するときの確認項目
FREXは3階建てだけの商品ではありません。現行の公式案内では、重鉄・システムラーメン構造を使う2〜4階建てのシリーズとして、FREX2・FREX3・FREX4などが紹介されています。
一方、標準価格やFREX3の一律の坪単価は公式サイトで確認できません。商品名だけで予算を決めず、建物本体、付帯工事、外構、設備、諸費用を分けた見積もりが必要です。
ヘーベルハウスのフレックスの特徴
FREXを理解するには、高級そうな外観より、構造と対応階数から見るのが近道です。まずはシリーズの位置づけと、重量鉄骨が間取りにどう関係するのかを整理します。
宅建士として先に確認したいのは、希望する階数と用途が敷地の法規制に収まるかです。3階・4階建ては、高さ制限、斜線制限、防火規制、容積率、前面道路幅員などの影響を受けるため、商品選びと土地確認を同時に進めてください。
FREXの位置づけ
FREXは、ヘーベルハウスの重鉄・システムラーメン構造を採用する邸宅シリーズです。現行の公式商品案内では2〜4階建てに対応し、FREX2、FREX3、FREX4、FREX asgardなどが並んでいます。
そのため、「FREXは3階建て専用」「数字は新旧の世代」という説明だけでは現行ラインアップを正確に表せません。FREX2は2階建て、FREX3は3階建て、FREX4は4階建てというように、数字を階数の目安として読むと整理しやすくなります。
2階建てにもFREX2がある点は見落としやすい部分です。2階建てで大空間やビルトインガレージを希望する場合、軽量鉄骨系の商品だけでなく、重鉄のFREX2や別構造のRATIUSが候補になることがあります。
一方、3階・4階建ては、二世帯住宅、賃貸併用、店舗併用、狭小地など、床を縦方向へ重ねる計画と相性がよいとされています。階数が増えるほど階段、エレベーター、配管、避難、防火区画の検討も増えるため、床面積だけでなく用途別の動線を先に整理することが大切です。
FREXを「富裕層向けの最上位商品」と一括りにするのも慎重さが必要です。シリーズ内には階数別のFREX2・3・4に加え、3階建て大型邸宅のasgardや、公式にフラッグシップとされるRAUMFREXがあり、同じFREXでも提案の方向と費用が異なります。
重鉄ラーメン構造

FREXの基本になる重鉄・システムラーメン構造は、大断面の鉄骨柱と大梁を強固に接合し、柱と梁のフレームで建物を支える仕組みです。耐力壁に依存する範囲を抑えやすく、柱の間に広い空間や大きな開口を計画しやすい特徴があります。
ヘーベルハウスの公式構造案内では、角形の重鉄柱と大梁を高力ボルトで接合し、仕切りの少ないワンフロア空間をつくれると説明されています。ただし、希望した場所の柱をすべてなくせるわけではなく、柱間隔、梁、床、外周部、設備計画との調整が必要です。
ラーメン構造の利点は、新築時の開放感だけではありません。室内の間仕切り壁と構造を支える柱・梁を分けて計画できれば、家族構成が変わった後の間取り変更を検討しやすくなる可能性があります。
ただし、設備配管、階段、外壁、耐火上必要な区画まで自由に動かせるわけではありません。将来の二世帯化や賃貸化を考える場合は、動かせない柱、梁下の高さ、縦配管、設備スペースを図面へ示してもらうと判断しやすくなります。
構造を比較するときは、「重量鉄骨だから強い」という一言で終わらせず、採用する制震装置、柱梁の配置、基礎、地盤対策、耐震等級の取得方法を確認してください。ヘーベルハウス全体の軽量・重量鉄骨と基礎は、ヘーベルハウスの構造記事で詳しく整理しています。
💰 宅建士マコトより
FREXの重鉄構造と、積水ハウスの鉄骨住宅を同じ条件で比べたい方へ。
積水ハウスも候補に入れる場合は、展示場へ行く前に紹介ルートの対象条件を確認しておくと、相談の入口を選んだうえで間取り・構造・総額を比較できます。
オーナー紹介ルート経由なら建物価格の3%以上の割引が期待できます。例えば、3000万円なら約90万円、4000万円なら約120万円の割引が期待できます。
大空間と都市敷地

FREXの構造が生きやすいのは、限られた土地で床面積と開放感を両立したい計画です。1階をガレージや玄関、2階を大開口のLDK、3階を個室や水回りにするなど、上下階の役割を分けることで都市敷地を活用できます。
大空間をつくれることと、暮らしやすいことは同じではありません。柱の少ないLDKでも、家具配置、冷暖房、音、照明、収納、キッチンからの動線が合わなければ、広さを使い切れない場合があります。
都市部では隣家との距離が近く、窓を大きくしても視線や日射の問題が残ります。大開口は方位、隣家の窓、道路、バルコニーの壁、庇をまとめて検討し、模型や日照シミュレーションで光の入り方を確認する方法が現実的です。
ビルトインガレージは敷地を有効活用しやすい一方、車種、ドアの開閉、道路からの勾配、梁下高さ、換気、騒音、防火、将来の車の買い替えまで確認が必要です。駐車寸法は図面上の枠だけで判断せず、ミラーを含む車幅と乗降スペースを重ねて見てください。
二世帯住宅や店舗併用では、玄関と水回りの分け方に加え、登記、融資、税、賃貸部分の管理も関係します。宅建士の視点では、建物の自由度を評価する前に、自用・賃貸・事業の範囲を整理し、用途地域や建築確認上の用途と矛盾しないかを確認します。
エレベーターを採用する場合は、本体費用だけでなく、設置スペース、電源、点検、更新、停止時の動線を確認します。階段中心で暮らす計画なら、将来の寝室・浴室をどの階へ置くか、生活を一つの階で完結できる余地があるかも見ておきましょう。
外壁・断熱・防災
FREXもヘーベルハウスの特徴であるALCコンクリート「ヘーベル」を外壁などに使用します。ALCは軽量性、耐火性、断熱性など複数の特性を持つ材料ですが、外壁材だけで建物全体の耐震・断熱・防水性能が決まるわけではありません。
外壁はパネル本体だけでなく、目地、塗装、防水、開口部、笠木、バルコニーとの取り合いを含む仕組みとして確認します。FREXの外壁や維持管理を詳しく知りたい方は、ヘーベルハウスのALC外壁記事も参考にしてください。
2025年の公式発表では、重鉄・システムラーメン構造の3・4階建ても一定地域とプラン条件のもとで断熱等級6を標準仕様化したと案内されています。対象は省エネルギー基準地域区分5〜7で、プランにより等級が変わる場合があるという注記があります。
そのため、北海道など対象地域外から検索している場合は、FREXを建築できるエリアと地域仕様を先に確認する必要があります。商品名の全国的な知名度と、実際の営業・施工エリアは分けて考えてください。
断熱性能は「等級6」という表示だけでなく、自宅プランのUA値、窓仕様、開口面積、換気、冷暖房、日射遮蔽まで確認します。大開口を採用する計画ほど、冬の日射取得と夏の日射遮蔽、窓際の温熱環境を具体的に検討することが重要です。
防災面では、構造、ALC、制震、耐火、防水、設備停止時の備えを分けて見ます。3階以上では、停電時の上下移動、給水、トイレ、在宅避難用品の保管場所も含め、災害後に生活を続けられる計画か確認してください。
ヘーベルハウスのフレックスの選び方
FREXには階数別の商品と、設計・意匠の方向を強く打ち出したモデルがあります。名前の響きだけで上下関係を決めず、敷地、階数、必要な空間、予算へ戻して選ぶことが大切です。
ここでの判断軸は、「何階建てにしたいか」より「各階で何を実現したいか」です。家族の人数、用途、将来の使い方を階ごとに書き出すと、FREXの構造を使う理由が明確になります。
FREX2・3・4の違い
現行の公式ラインアップでは、FREX2・FREX3・FREX4の数字は対応する階数を示す名称として整理できます。自動車のモデルチェンジのような第2世代・第3世代という意味ではありません。
| 名称 | 主な階数 | 検討しやすい要望 |
|---|---|---|
| FREX2 | 2階建て | 大空間、大開口、ガレージ、二世帯 |
| FREX3 | 3階建て | 都市住宅、狭小地、二世帯、店舗併用 |
| FREX4 | 4階建て | 賃貸併用、事業併用、敷地の高度利用 |
FREX2は、2階建てでも重鉄の無柱空間や大開口、ビルトインガレージを重視する人が比較しやすい商品です。ただし、2階建てにはCUBICやRATIUSなど別構造の商品もあるため、FREX2だけで決めず、同じ間取りを複数構造で提案できるか確認すると違いが見えます。
FREX3は、都市型3階建てを中心に、大空間、二世帯、店舗併用などを検討しやすいラインです。検索される「FREX3の間取り」は一つの規格プランを指すものではなく、土地と用途に合わせた個別設計として確認する必要があります。
FREX4は4階建てを可能にするラインですが、希望すればどの土地でも4階にできるわけではありません。容積率、斜線、高度地区、防火規制、地盤、工事車両の進入、近隣条件などを踏まえ、計画成立性と費用を早い段階で確認してください。
階数が増えると、同じ延床面積でも階段・廊下・設備シャフトが占める割合が変わります。各階の有効面積、共有部分、賃貸部分、収納を色分けし、建物全体ではなく実際に使える床面積で比較することが大切です。
asgardとRAUMFREX

FREX asgardは、都市での3階建て大型邸宅を想定した商品として2025年1月17日に発売されました。旭化成ホームズの公式発表では、天井高の選択肢、大開口サッシ、フルフラットベランダ、外壁デザインなどを強化したモデルと説明されています。
2025年の発表時点で、販売地域は関東、東海、関西、山陽の一部、九州北部とされていました。現在の取扱地域やプラン条件が変わる可能性もあるため、建築予定地を伝えたうえで確認してください。
RAUMFREXは、独自の意匠様式と大空間を打ち出すフラッグシップモデルです。公式ページでは、一邸ごとに時間をかけてつくるハイエンドプロダクトとされ、重鉄・システムラーメン構造、ALC、最大3.36mの天井高、アーチ状の天井などが案内されています。
| 名称 | 公式で確認できる位置づけ | 確認したい点 |
|---|---|---|
| FREX asgard | 都市の3階建て大型邸宅 | 販売地域、対応面積、採用仕様 |
| RAUMFREX | ハイエンドのフラッグシップモデル | 設計体制、工期、個別見積もり |
| FREX RESIDENCE | 展示場・邸宅提案で使用例を確認 | 全国共通の商品名か、会場・提案名か |
検索されるFREX RESIDENCEは、公式の一部展示場や邸宅提案で使われる名称を確認できます。ただし、現行の商品一覧でFREX2・3・4やasgardと同じ全国共通の商品区分とは確認できないため、本記事では独立したグレードと断定しません。
上位モデルを比較するときは、名称ではなく、天井高、外壁、サッシ、床レベル、造作、設計担当、打ち合わせ回数、工期を項目別にします。展示場の仕様がそのまま標準で含まれるとは限らないため、採用部分と差額を書面で確認してください。
価格とCUBIC比較
ヘーベルハウスFREX3の価格や坪単価は検索されていますが、2026年8月時点で、公式サイトに一律の本体価格や坪単価は掲載されていません。床面積、階数、用途、外壁、開口、設備、建築地で条件が変わるため、一つの実例を標準価格として扱わない方が安全です。
FREXは重量鉄骨や大空間を採用するため、ヘーベルハウス内でも費用が高くなる傾向として紹介されることがあります。ただし、公式の統一価格ではない情報から金額を断定できないため、本記事では具体的な坪単価を再掲しません。
ヘーベルハウス全体の商品別価格と坪数別総額は、ヘーベルハウスの坪単価記事に集約しています。FREXの見積もりでは、建物本体だけでなく、地盤、基礎、外構、給排水、空調、エレベーター、ガレージ、設計対応、諸費用まで含めた総額を確認してください。
| 確認項目 | 見落としやすい内容 | 比較資料 |
|---|---|---|
| 建物本体 | 構造・外壁・サッシ・標準設備 | 仕様書・見積内訳 |
| 構造関連 | 地盤改良・基礎・梁・柱配置 | 地盤報告書・構造図 |
| 縦動線 | 階段・エレベーター・設備シャフト | 各階平面図・設備図 |
| 別途費用 | 外構・照明・カーテン・登記・税 | 資金計画書 |
CUBICとの違いは、主に構造と提案される階数です。CUBICは2階建てを中心にハイパワード制震ALC構造、FREXは2〜4階建てで重鉄・システムラーメン構造が案内されています。
ただし、2階建てではFREX2とCUBICの両方が候補になり得ます。本記事では比較を深掘りせず、大空間・ガレージ・外観・予算を同じ要望書で提案してもらい、構造の違いが見積もりと間取りにどう表れるか確認する方法をおすすめします。
フレックスのまとめ
ヘーベルハウスのフレックスは、重鉄・システムラーメン構造を使い、2〜4階建ての大空間、大開口、ガレージ、二世帯・併用住宅などを検討しやすい邸宅シリーズです。FREX2・3・4の数字は、現行公式では主な対応階数を示します。
FREX asgardは都市の3階建て大型邸宅、RAUMFREXはハイエンドのフラッグシップという固有の位置づけがあります。FREX RESIDENCEは使用例を確認できますが、全国共通の独立商品と決めつけず、見積書の商品名と仕様を確認してください。
価格は公式の一律金額がないため、ネット上の坪単価だけでは判断できません。同じ延床面積、階数、用途、外壁、設備、外構、地盤条件で見積もりをそろえ、標準と追加費用を分けることが重要です。
宅建士として私なら、最初に土地の法規制と用途を確認し、次に各階の必要空間、最後に商品名を当てはめます。FREXの構造を生かせる要望があるかを整理したうえで、図面・仕様書・総額を比較してください。
積水ハウスの鉄骨住宅も候補にある場合は、価格だけでなく、構造、大開口、外壁、断熱、保証、設計対応を同じ表へ並べます。両社の全体的な違いは、積水ハウスとヘーベルハウスの比較記事で整理しています。
よくある質問
Q. ヘーベルハウスのフレックスとは何ですか?
重鉄・システムラーメン構造を採用する2〜4階建ての邸宅シリーズです。大断面の柱と梁を強固に接合し、大空間、大開口、ガレージ、二世帯・併用住宅などを計画しやすい特徴があります。
Q. FREX2・FREX3・FREX4の数字は何を表しますか?
現行の公式ラインアップでは、FREX2は2階建て、FREX3は3階建て、FREX4は4階建てというように、主な対応階数を表す名称として整理できます。
Q. FREX asgardとRAUMFREXは何が違いますか?
FREX asgardは都市の3階建て大型邸宅として発売された商品です。RAUMFREXは独自の意匠様式と大空間を打ち出すハイエンドのフラッグシップモデルとされています。
Q. ヘーベルハウスFREX3の価格はいくらですか?
公式サイトでは一律の本体価格や坪単価を確認できません。延床面積、敷地、外壁、設備、ガレージ、エレベーター、付帯工事などを反映した個別見積もりで確認してください。
Q. CUBICとFREXの違いは何ですか?
CUBICは2階建てを中心にハイパワード制震ALC構造、FREXは2〜4階建てで重鉄・システムラーメン構造が案内されています。2階建てでは両方が候補になり得るため、同じ要望で間取りと見積もりを比較してください。
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