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こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。

ヘーベルハウスを調べていると、「キュービック」という商品名を見かけて、どんな特徴の商品なのか気になっている方もいるのではないでしょうか。実際に「キュービックは今も建てられるのか」というご質問をいただくことがあります。それだけ関心を持つ方が多い商品といえそうです。

この記事では、キュービックの位置づけと外観デザインの特徴、構造の傾向、検討する際に確認しておきたいポイントまで、宅建士の中立的な視点で公式情報をもとに整理します。なお、坪単価や構造の詳細は別記事で扱っているため、この記事では位置づけとデザインを中心に解説します。

この記事を読むとわかること

  • キュービックの位置づけと特徴
  • 外観デザイン(陸屋根+立方体)の傾向
  • 構造・屋上活用の傾向
  • フレックスとの違いと検討時の確認ポイント

キュービックの特徴

ヘーベルハウスのキュービックは、シンプルな立方体をベースにした都市型住宅として位置づけられています。まずは基本的な位置づけと、外観デザイン面の特徴から見ていきましょう。ヘーベルハウスといえば都市型住宅のイメージが強いですが、キュービックはその原点ともいえる商品です。

ここだけは確認してください

ヘーベルハウスは商品ラインが複数あり、キュービックとフレックス(FREX)など名称が似ていないものも含めて混同しやすいことがあります。資料請求や見学の際は、担当者にどの商品ラインの話をしているのか明確にしてもらいながら検討を進めることをおすすめします。

キュービックとは何か

陸屋根とキューブ型フォルムが特徴のヘーベルハウス キュービックの外観イメージ
キュービックは、1982年にヘーベルハウスが発売した都市型住宅です。公式サイトのコラム「SPIRIT×DESIGN」では「都市の住まいの次世代デザイン」というコンセプトで登場し、当時の住宅では珍しいキューブ型フォルムを採用したと紹介されています。敷地を最大限に活用するために庇をなくし、屋根もフラットに活用できるよう設計されたことが特徴とされています。現在の視点で見ても、すっきりとした印象のデザインといえます。

デビュー当時の背景

1982年当時、住宅といえば屋根がある形が一般的とされていた時代でした。そうした中で、庇をなくしたキューブ型のフォルムで登場したキュービックは、当時としては先進的なデザインだったと考えられます。都市部の限られた敷地でも、屋根まで含めて空間として使い切るという発想は、今でこそよく見られますが、当時は先駆的なアイデアだったようです。

2013年の大幅刷新「NEXT HEBEL HAUS CUBIC」

その後、キュービックは何度か仕様の見直しを重ねています。特に大きな動きが、2013年10月28日の公式プレスリリース「『NEXT HEBEL HAUS』シリーズ新発売」(旭化成ホームズ株式会社)で発表された「NEXT HEBEL HAUS(ネクストヘーベルハウス)」シリーズへの刷新です。ここで陸屋根タイプが「NEXT HEBEL HAUS CUBIC(キュービック)」、寄棟屋根タイプが「NEXT HEBEL HAUS 新大地」として、あらためてラインアップに位置づけられています。

このリニューアルでは、2階の床を約80cm下げて中間層をつくる「クロスフロア」や、1階の階高を16cm高くする仕様など、縦方向の空間の自由度を高める工夫が加わりました。単なる見た目の刷新ではなく、構造・空間構成の両面で進化してきた商品、という理解でよさそうです。

ALC外壁と空間創造力の進化

その後、外壁のALC(ヘーベル)と室内の空間創造力の両面でさらに進化を重ね、ヘーベルハウスの2階建て住宅の主力商品に成長したと公式コラムで説明されています。ベランダやテラスを半屋外空間として室内と一体化させる「そらのま」のような発想も、この進化の過程で生まれたとされています。このように、キュービックは発売後も継続的に改良が重ねられてきた商品と考えられます。

現在の位置づけについて

なお、現在の公式サイトの商品ラインアップページを確認したところ、「キュービック」という名称は主要なショーケースには表示されておらず、同じ立方体をベースにしたコンセプトを受け継ぐ「そらのま+」「のきのま ent」「onefitto」といった名称が中心的に紹介されています。一方で、複数の住宅展示場では現在も「CUBIC」を冠したモデルハウスが運営されていることを確認しています。この点は正直にお伝えしておきたいポイントで、現行の正式な位置づけや取り扱い状況は、担当者や展示場で直接確認することをおすすめします。

外観デザインの特徴(陸屋根+キューブ型)

キュービックの外観は、陸屋根(フラットルーフ)と立方体を組み合わせたシンプルでモダンなデザインが特徴とされています。庇のないすっきりとしたフォルムは、限られた都市部の敷地でも屋根まで有効活用しやすい設計として案内されています。

キュービックと新大地の屋根タイプの違い

前述の2013年のプレスリリースでは、陸屋根タイプと寄棟屋根タイプで商品名を分けていたことが確認できます。ざっくり整理すると、こんな感じです。

商品名 屋根タイプ 雰囲気のイメージ
キュービック(CUBIC) 陸屋根(フラットルーフ) シンプル・モダン、屋上を活用しやすい
新大地 寄棟屋根 和の趣、落ち着いた佇まい

シンプルなキューブ型フォルムを好む人は「キュービック」、和風の落ち着いた佇まいを好む人は「新大地」、という選び方の目安になりそうです。どちらも同じ「NEXT HEBEL HAUS」シリーズの中で、屋根の形状によってラインアップが分かれている点が特徴です。

外装アイテムの拡充

2013年の刷新では、木目柄軒天や木調横桟手摺といった木調の外装部材や、厚みを抑えた軽快な印象の「システムキャノピー」(付庇)も新たに開発されたと公式プレスリリースで紹介されています。シンプルなキューブ型フォルムに、木の質感をアクセントとして加えられるようになった点が、この刷新のポイントといえます。

構造・工法の傾向

キュービックの構造については、軽量鉄骨造をベースとしていると案内されています。2013年のプレスリリースでは、構造について「ハイパワード制震ALC構造」という表記が確認できます。外壁には、ヘーベルハウス独自のALC外壁「ヘーベル」が使用されているとされ、耐火性・遮音性・断熱性に優れた素材として位置づけられています。

ALC外壁について、もう少し詳しく

ALC(軽量気泡コンクリート)は、ヘーベルハウスの前身であるヨゼフ・ヘーベル氏が開発したパネル素材がルーツとされています。日本国内で研究・改良が重ねられ、鉄骨と組み合わせた独自のALC構造として発展してきたという歴史があるようです。ALC外壁の詳しい特徴については、ヘーベルハウスの外壁ALCを整理した記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

構造・工法全体の詳しい傾向については、ヘーベルハウスの構造を整理した記事で軽量鉄骨・重量鉄骨の違いとあわせて解説していますので、あわせてご確認ください。

屋上・バルコニー活用の傾向

陸屋根を活かした屋上リビングを持つヘーベルハウス キュービックのイメージ
陸屋根の設計を活かし、屋上をアウトドアリビングやバルコニーとして活用する提案が特徴のひとつとされています。都市部で庭のスペースを確保しにくい敷地でも、屋上という新たな居場所を作れる点は、キュービックならではの魅力といえそうです。

「そらのま」との関係

先述の通り、ベランダやテラスを半屋外空間として室内と一体化させる「そらのま」のような発想も、キュービックの進化の過程で生まれたと公式コラムで紹介されています。食事や洗濯物干し、趣味の時間など、屋上の活用方法はさまざま考えられます。屋上・バルコニー活用に関心がある場合は、展示場で実際の空間の広がりを体感してみることをおすすめします。

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フレックス(FREX)との違い

キュービックとフレックス(FREX)の違いについて、公式情報を確認する限り、キュービックは軽量鉄骨造をベースにした2階建て中心の都市型住宅であるのに対し、フレックスは重量鉄骨・システムラーメン構造を採用した3階建て以上の中高層モデルという位置づけの違いがあるようです。整理すると、2階建て中心でコンパクトに屋上も活用したい場合はキュービック、3階建て以上でより大きな空間を求める場合はフレックスという住み分けと考えられます。

両者の詳しい違いについては、この記事では深く掘り下げず、位置づけの大まかな方向性の違いとして触れるにとどめます。より詳しい比較は、今後別記事で改めて整理する予定です。

キュービックを検討する際に確認したいこと

位置づけとデザイン面の特徴を押さえたら、次は坪単価や平屋の考え方、評判の傾向を見ていきましょう。ここからは、実際に検討を進める段階で確認しておきたいポイントを整理します。

ここだけは確認してください

ヘーベルハウスの商品ラインは歴史的な経緯で名称が複数存在するため、資料や見積もりの内容を混同しやすい点に注意が必要です。検討の初期段階で、担当者に商品名や現行の取り扱い状況を明確にしてもらいながら話を進めることをおすすめします。

坪単価の傾向

ヘーベルハウス全体の坪単価は、当サイトで別途整理した記事ではおおよそ84万円〜150万円程度を目安として紹介しています。商品ラインごとの詳しい坪単価の傾向は、ヘーベルハウスの坪単価を整理した記事で確認できます。正確な金額は、個別の見積もりで確認する必要があります。この記事の内容はあくまで目安としてお考えください。

平屋を検討する場合

平屋タイプのヘーベルハウス実例のイメージ
キュービックは2階建て中心の都市型住宅として紹介されているため、「キュービック」という名称の平屋バリエーションについては、公式情報の範囲では確認できませんでした。この点は正直にお伝えしておきたいポイントです。ヘーベルハウス全体の平屋の坪単価や間取りの傾向については、ヘーベルハウスの平屋を整理した記事で詳しく解説していますので、あわせてご確認ください。

評判・後悔の傾向

評判や後悔しやすいポイントについては、この記事では深く掘り下げていません。ヘーベルハウス全体の後悔しやすいポイントの傾向は、ヘーベルハウスの後悔ポイントを整理した記事で詳しく解説しています。

まとめ|キュービックが向く人

ヘーベルハウスのキュービックは、都市部の限られた敷地でもシンプルでモダンな外観と、屋上を活かした空間づくりを重視したい人に向いている商品です。1982年の発売以来、2013年の「NEXT HEBEL HAUS」シリーズへの刷新を経て、ヘーベルハウスの2階建て住宅の主力商品として進化を重ねてきた歴史があります。

一方で、現在の公式サイトの主要なラインアップ紹介では、同じコンセプトを受け継ぐ別名称の商品が前面に出ている場合があるため、「キュービック」という名称での現行の取り扱い状況は、展示場や担当者に直接確認することをおすすめします。

宅建士として私なら、キュービックを検討する際、現行の正式な商品名・仕様を担当者に確認したうえで、屋上・バルコニーの活用イメージを実際の展示場で体感してから判断します。

積水ハウスとの違いが気になる場合は積水ハウスとヘーベルハウスの比較記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. ヘーベルハウスのキュービックとは何ですか?

1982年に発売された都市型住宅で、陸屋根と立方体を組み合わせたシンプルなデザインが特徴とされています。2013年には「NEXT HEBEL HAUS CUBIC」として刷新され、ヘーベルハウスの2階建て住宅の主力商品として進化を重ねてきました。

Q. キュービックの外観デザインの特徴は何ですか?

庇をなくした陸屋根(フラットルーフ)と、キューブ型のフォルムが特徴です。屋根を屋上として活用しやすい設計とされています。

Q. キュービックとフレックスの違いは何ですか?

キュービックは軽量鉄骨造の2階建て中心の都市型住宅、フレックス(FREX)は重量鉄骨・システムラーメン構造の3階建て以上の中高層モデルという位置づけの違いがあるようです。

Q. キュービックは現在も購入できますか?

公式サイトの主要なラインアップ紹介では別名称の商品が中心に紹介されていますが、複数の住宅展示場では現在もキュービックを冠したモデルハウスの運営が確認できます。現行の取り扱い状況は担当者に確認することをおすすめします。

Q. キュービックの坪単価はいくらですか?

ヘーベルハウス全体では坪84万〜150万円程度が目安とされています。商品ラインごとの詳しい傾向は個別の見積もりで確認する必要があります。

PR:当サイトは積水ハウス公式の窓口ではなく、紹介サービスを通じたご案内です。