こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。

積水ハウスの鉄骨住宅を調べていると、「イズロイエ」「イズステージ」という2つの商品名が出てきて、どちらを選べばいいのか迷った方もいらっしゃるのではないでしょうか。名前が似ているうえに、どちらも積水ハウスの鉄骨住宅を代表する商品なので、違いが分かりにくいのは無理もありません。

この記事では、イズロイエとイズステージそれぞれの位置づけと特徴、両者の違い、そして検討する際に確認しておきたいポイントまで、宅建士の中立的な視点で公式情報をもとに整理します。

この記事を読むとわかること

  • イズロイエとイズステージのシリーズ内での位置づけ
  • 2つの商品の外観・構造の違い
  • 共通する構造・外壁技術
  • 坪単価の考え方と検討時の確認ポイント

イズロイエとイズステージの特徴

イズロイエとイズステージは、どちらも積水ハウスの鉄骨住宅「イズ・シリーズ」に属する商品です。まずはシリーズ全体の位置づけと、それぞれの特徴から見ていきましょう。

ここだけは確認してください。イズロイエとイズステージは、どちらが優れているというよりも、目指す外観や暮らし方の方向性が異なる商品です。展示場を見学する際は、両方を見比べたうえで、自分たちがどちらの雰囲気に惹かれるかを確かめることをおすすめします。

イズシリーズとは何か

積水ハウスの「イズ・シリーズ」は、1984年に登場した「イズ・フラット」を起源とする、鉄骨系の高級住宅シリーズです。積水ハウスの公式発表によると、このシリーズの中で2014年9月26日に、鉄骨住宅のフラッグシップモデル「New IS STAGE(イズ・ステージ)」と、主力モデル「New IS ROY+E(イズ・ロイエ)」がそれぞれフルモデルチェンジして発売されました。

イズ・ステージ自体は1987年にデビューした歴史のあるモデルで、グッドデザイン賞を受賞した実績もあります。イズ・ロイエは2011年10月に新たに発売された商品で、その後2014年にモデルチェンジを経ています。同じイズ・シリーズの中でも、フラッグシップと主力という異なる立ち位置の商品として展開されてきた経緯があります。

イズステージの特徴

重厚な切妻屋根を持つ鉄骨住宅イズステージの外観イメージ

イズ・ステージは、積水ハウスの公式発表で鉄骨住宅の「フラッグシップモデル」と位置づけられている商品です。6寸勾配の切妻大屋根、ワイドなバルコニーと一体化した庇による水平ラインの強調など、重厚感と存在感のある外観が特徴として発表されていました。深みのある佇まいを演出する独自のサッシも採用されており、公式発表では「圧倒的な存在感」を放つ外観として紹介されています。

販売エリアについては、2014年の発表時点で積雪の多い寒冷地では取り扱いがないとされていました。現在の取り扱い状況は地域によって異なる可能性があるため、寒冷地にお住まいの方は担当者に確認することをおすすめします。

イズロイエの特徴

スクエアピラーが特徴の鉄骨住宅イズロイエの外観イメージ

イズ・ロイエは、積水ハウスの公式発表で鉄骨住宅の「主力モデル」と位置づけられている商品です。「スクエアピラー」と呼ばれる意匠が外観の顔となっており、モダン・ヨーロピアン・和・和モダンという4つの外観テイストに対応できる柔軟性が特徴として発表されていました。

イズ・ステージが重厚感や存在感を前面に出すのに対し、イズ・ロイエは幅広い好みの外観に合わせやすい柔軟性が持ち味といえそうです。全国的に販売されている商品として案内されていました。

イズロイエとイズステージの違い

ここまでの内容を整理すると、イズロイエとイズステージの違いは大きく次のようにまとめられます。

項目 イズ・ステージ イズ・ロイエ
シリーズ内の位置づけ フラッグシップモデル 主力モデル
デビュー時期 1987年(2014年にフルモデルチェンジ) 2011年(2014年にフルモデルチェンジ)
外観の特徴 6寸勾配の切妻大屋根、水平ラインを強調した重厚な佇まい スクエアピラーが顔となる、4テイストに対応する柔軟なデザイン
コンセプト 圧倒的な存在感 多彩な外観テイストへの対応力

どちらも1階建てではなく軽量鉄骨造の2階建て住宅として発表された商品です。重厚感のある邸宅らしい外観を重視するならイズ・ステージ、自分たちの好みに合わせて外観のテイストを選びたいならイズ・ロイエ、という考え方で絞り込んでいくと検討が進めやすくなりそうです。

共通する構造・外壁技術

イズ・ステージとイズ・ロイエは、外観のコンセプトこそ異なりますが、構造や外壁の技術面では共通する部分が多くあります。どちらも積水ハウス独自の外壁材「ダインコンクリート」を採用しており、耐火性・耐候性に優れた外壁として案内されています。

構造面では、地震の揺れを抑える制震技術「シーカス」が両モデルに採用されているほか、鉄骨住宅を支える構造技術も積水ハウス独自のものが使われています。2014年の発表時点の技術名は現在の呼称と異なっている可能性があるため、最新の構造技術については展示場や公式サイトで確認することをおすすめします。

積水ハウス公式の鉄骨(1・2階建て)商品ページでは、鉄骨住宅全体の構造や技術について最新の情報を確認できます。

イズロイエ・イズステージを検討する際に確認したいこと

2つの商品の違いを押さえたら、次は坪単価の考え方、後悔しやすいポイントの傾向、現在の取り扱い状況について見ていきましょう。

ここだけは確認してください。イズロイエとイズステージでは、位置づけの違いから坪単価の水準も変わってきます。見積もりを取る際は、どちらの商品を前提にした金額かを確認してください。

坪単価・標準仕様の考え方

鉄骨住宅の落ち着いたリビング空間のイメージ

積水ハウス全体の坪単価は、当サイトでは建物本体・延床坪あたりおおよそ100万円〜150万円程度(中心は100万円〜130万円程度)を目安として紹介しています。フラッグシップモデルのイズ・ステージは、この目安の中でも中心からやや高めの水準になりやすく、主力モデルのイズ・ロイエは標準的な水準に収まりやすいと考えられます。

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ただし、いずれも公式に個別の坪単価が一覧公開されているわけではないため、正確な金額は見積もりで確認する必要があります。積水ハウス全体の坪単価と総額の目安は、積水ハウスの坪単価を整理した記事で詳しく解説しています。標準仕様との関係についても、公式サイト上で商品別に明確な線引きがされているわけではなく、シリーズ全体の標準仕様がベースになっている部分が大きいようです。積水ハウスの標準仕様全体については、積水ハウスの標準仕様を整理した記事もあわせてご覧ください。なお、公式発表を確認した範囲では、イズロイエ・イズステージともに軽量鉄骨造の2階建て住宅として案内されており、平屋専用のバリエーションについては確認できませんでした。平屋を検討している場合は、展示場で他の商品ラインもあわせて確認することをおすすめします。

後悔しやすいポイントの傾向

イズロイエ・イズステージに限らず、鉄骨住宅全般で語られやすい後悔のポイントとしては、外観の好みが分かれること、木造と比べた際の断熱性能の感じ方の違いなどが挙げられることがあります。この記事では商品同士の違いを中心に整理しているため、後悔しやすいポイントについては深く掘り下げていません。詳しい後悔ポイントについては、今後別記事で改めて整理する予定です。

現在の呼称・取り扱い状況について確認したいこと

イズロイエ・イズステージという商品名は、現在も全国の展示場名称やオンラインのプラン閲覧ツールなどで使われている一方、積水ハウスの公式サイトの商品情報トップページでは「鉄骨(1・2階建て)」という統一されたブランディングで案内される部分が大きくなっています。

商品名にこだわって検討したい場合は、展示場やカタログでイズロイエ・イズステージという名前が現在どのように使われているかを、担当者に直接確認することをおすすめします。名前の見せ方が変わっていても、それぞれのモデルが持つ構造・意匠面の考え方は引き継がれている可能性が高いと考えられます。

まとめ|イズロイエ・イズステージが向く人

積水ハウスのイズ・ステージは、重厚感と存在感のある外観を重視したい人に向いているフラッグシップモデルです。一方のイズ・ロイエは、モダンから和風まで幅広い外観テイストに対応できる柔軟性が魅力の主力モデルです。どちらもダインコンクリートやシーカスといった積水ハウス共通の構造・外壁技術に支えられています。

一方で、坪単価や標準仕様の詳細な違いは公式に一覧公開されているわけではなく、現在の商品名の使われ方も展示場やカタログによって差がある可能性があります。

宅建士として私なら、イズロイエ・イズステージを検討する際、まず展示場で両方の外観・空間を実際に見比べたうえで、それぞれの現在の呼称と仕様を担当者に確認し、坪単価は標準仕様の範囲を含めて見積もりで比較してから判断します。

イズロイエ・イズステージ以外の区分も含めて全体像を確認したい方は、積水ハウスの商品一覧をまとめた記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. イズロイエとイズステージの違いは何ですか?

イズステージは鉄骨住宅のフラッグシップモデルで重厚感のある外観が特徴、イズロイエは主力モデルで多彩な外観テイストに対応できる柔軟性が特徴です。

Q. イズシリーズとは何ですか?

1984年に登場した積水ハウスの鉄骨系高級住宅シリーズです。イズステージ・イズロイエはこのシリーズに属する商品です。

Q. イズロイエ・イズステージに平屋バリエーションはありますか?

公式発表を確認した範囲では、どちらも軽量鉄骨造の2階建て住宅として案内されており、平屋専用のバリエーションは確認できませんでした。

Q. イズロイエ・イズステージの坪単価はいくらですか?

積水ハウス全体では坪100万〜150万円程度が目安とされ、フラッグシップのイズステージは中心からやや高め、主力のイズロイエは標準的な水準になりやすいと考えられます。

Q. 両モデルに共通する技術はありますか?

外壁材「ダインコンクリート」と制震技術「シーカス」は、どちらのモデルにも共通して採用されている技術として発表されています。

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