こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。
積水ハウスのチーフアーキテクトを調べると、「希望すれば指名できるのか」「追加費用はいくらか」「通常の設計士とは何が違うのか」が気になりますよね。作品を見て憧れる一方、自分の予算や建築予定地でも相談できるのか分かりにくい方も多いと思います。
結論からお伝えすると、チーフアーキテクトは積水ハウスの厳格な社内認定を受けた設計者です。公式サイトでは、設計・デザインだけでなく、実現に向けて技術面を統括・指揮する役割も担うと説明されています。
ただし、希望する設計士の名前を伝えることと、実際の担当に決まることは同じではありません。すべての検討者が特定の設計士を自由に指名できる全国一律の制度や、指名料・設計料の統一条件は公開情報だけでは確認できませんでした。この記事では、私(宅建士マコト)が、公式情報を軸に相談方法と確認順序を整理します。
この記事を読むとわかること
- チーフアーキテクトの位置づけと認定の考え方
- 積水ハウスの設計士へ指名希望を伝える際の注意点
- 相談費用・指名料・設計料を分けて確認する方法
- 良い担当者と設計士に出会うための準備
積水ハウスのチーフアーキテクトとは
はじめに、チーフアーキテクトが社内でどのような位置づけなのかを確認します。名称から管理職のように見えますが、公式には設計者へ付与される社内認定資格として案内されています。
人数や認定時期は更新されるため、古い記事の比率をそのまま使わないことも大切です。作品の好みだけでなく、認定の意味と担当範囲を分けて見ていきましょう。
ここだけは確認してください。チーフアーキテクトは社内認定の称号であり、国家資格である一級建築士とは別の区分です。担当者の保有資格、設計上の役割、実務上の窓口を打ち合わせ前に確認すると安心です。
社内認定の位置づけと人数
積水ハウスのチーフアーキテクトは、独自の厳しい審査を経て認定される設計者とされています。単なる肩書ではなく、設計者として高い専門性を発揮する人に付与される役割資格です。積水ハウスの企業情報でも、良質な住まいづくりを支える優秀な設計者へ付与する社内認定資格と説明されています。
公式の「Chief Architect Works」では、積水ハウスに在籍する一級建築士が3,278人、チーフアーキテクトが350人と案内されています。一級建築士数は2026年1月時点、認定者数は2026年4月時点の数字で、割合は上位約11%とされています。人数は認定・更新時期によって変わるため、あくまで公表時点の目安として見てください。

資格は2年ごとに更新されると案内されています。過去に認定された実績だけではなく、現在も一定の基準を満たすことが求められる仕組みと考えられます。インターネット上には「上位8%」「約10%」という古い数字もありますが、公表時点が違うため、2026年時点では最新の公式表示を優先するのが安全です。
チーフアーキテクトの役割は、見た目を整えることだけではありません。公式には、敷地の可能性を読み取り、家族の思いを住まいへ反映しながら、実現に向けた技術面を統括・指揮するディレクター、プロデューサーでもあると説明されています。意匠と実現性を一緒に調整する立場だと理解すると分かりやすいでしょう。
認定で評価される考え方
「何を基準に選ばれるのか」も気になりますよね。積水ハウスの地域向け公式ページでは、過去の認定の考え方として、入居後の顧客評価、職場内での社内評価、一定以上の担当実績を見る量的評価、プランニング・内観・外観・街並みなどを見る質的評価が紹介されています。
現在の公式ページでは「独自の厳しい審査」と説明されていますが、点数配分や合格基準まで公開されているわけではありません。設計実績、提案の質、社内外からの信頼などを多面的に見る制度と捉えるのが適切です。建築法規の理解や技術知識は設計業務の基礎ですが、それが独立した認定項目として何点評価されるかまでは確認できませんでした。
積水ハウスでは1988年に社内研修制度「設計道場」が始まり、その後「CA道場」へ発展したとされています。30年以上にわたって社内外の設計士が学び合う場が続いていることから、認定者だけを単発で選ぶ制度ではなく、設計力を組織全体で磨く育成の仕組みも背景にあります。
ここで大切なのは、称号を「有名なデザイナーのランキング」とだけ見ないことです。顧客の要望を聞く力、敷地条件を読み解く力、構造や施工と調整する力まで含めて住まいをまとめる役割とされています。自分の希望を表現する作風だけでなく、生活動線や予算との折り合いをどう考える人なのかも確認しましょう。
一覧と作品の探し方
「積水ハウス チーフアーキテクト 一覧」で探す方は多いですが、全認定者を固定した一枚の名簿より、公式の作品ページと地域別DESIGN OFFICEを見る方が実用的です。認定は更新制で、異動や担当エリアの変更も考えられるため、古い一覧だけで候補を決めるのは避けたいところです。
公式のChief Architect Worksでは、全国の作品を外観、インテリア、眺望、中庭、大開口などの視点から確認できます。DESIGN OFFICEは北海道・東北、関東・甲信越、北陸・東海、関西、中国・四国、九州などの地域へ案内が分かれ、地域ページによっては設計者のプロフィールや担当実例も掲載されています。
作品を見るときは、豪華さだけでなく「敷地の弱点をどう解いたか」を読むのがおすすめです。北側道路、狭小地、高低差、近隣の視線、二世帯、平屋など、自分の条件に近い実例を3件ほど選び、気に入った理由を言葉にしてみてください。「この人がよい」だけでなく、「視線を切りながら庭とつなげたい」のように要望へ変換できます。
地域ページに名前が載っていても、現在の在籍状況や新規案件を受けられるかは別です。作品の公開時期、担当エリア、鉄骨・木造の経験、希望する建物用途を営業担当へ確認しましょう。チーフアーキテクトの作品は、担当者を選ぶ名簿というより、自分の好みと設計課題を整理する資料として使うと役立ちます。
指名はできるのか
積水ハウスの設計士を指名したい場合、まずは営業担当へ希望する設計者や作風を伝える流れが考えられます。地域の公式ページには「このデザイナーに相談する」といった窓口もあります。希望を伝えること自体はできますが、特定のチーフアーキテクトが担当になると約束された制度とは限りません。
公式サイトは、チーフアーキテクトへ相談できる「プランニングテーブル」を案内しています。一方で、特定の個人を自由に指名できる全国共通ルール、申込み順だけで担当が決まる仕組み、契約前後の担当確約条件までは公開されていません。担当エリア、案件内容、建築予定地、スケジュール、社内体制によって調整される可能性があります。
希望を出すなら、最初のプラン提案が固まる前に伝える方が話を整理しやすいでしょう。その際は「この設計士でなければ検討しない」と名前だけを指定するより、好きな実例と理由、建築予定地、入居希望時期、予算の上限、優先したい暮らしをセットで共有するのがおすすめです。
確認したいのは、相談会で助言を受けるのか、基本計画を担当するのか、設計全体を統括するのかという役割の違いです。初回相談にチーフアーキテクトが参加しても、その後の実施設計や日常の連絡を別の設計担当者が担うケースは考えられます。誰がどの段階を担当するかを、氏名と役割で確認してください。
積水ハウスのチーフアーキテクト相談
ここからは、相談費用、設計料、出会い方、通常の設計士との違いを整理します。設計者の称号だけで判断せず、要望・予算・スケジュールとの相性を見ることが大切です。
特に費用は「相談会への参加」と「契約後の設計・建築」を分けて確認しましょう。同じ無料という言葉でも、どの段階を指すかで意味が変わります。
ここだけは確認してください。見積書では、設計料の項目だけでなく、構造対応、造作、外構、照明、家具、申請、地盤・造成まで含む総額を確認しましょう。デザインの実現費用は複数の項目へ分かれる可能性があります。
費用と設計料の確認点
積水ハウスの公式FAQでは、チーフアーキテクトへ相談できるプランニングテーブルのイベント参加は無料と案内されています。事前準備が必要なため完全予約制とされ、オンライン相談では通信料が利用者負担になる旨も記載されています。ここで無料なのは相談イベントへの参加費です。

一方、チーフアーキテクトを実際の設計担当として希望した場合の「指名料」や、積水ハウスの設計料に関する全国一律の公開料金表は確認できませんでした。そのため、「指名料は基本0円」「設計料は建物本体価格にすべて含まれる」と一律に断定するのは避けた方が安全です。個別の見積書と契約条件を優先してください。
| 確認項目 | 公開情報で分かること | 個別に確認すること |
|---|---|---|
| 相談イベント | 参加無料とされています | 開催地域・予約枠・オンライン通信料 |
| 特定設計士の希望 | 相談窓口や作品紹介があります | 担当可否・役割・スケジュール |
| 指名料 | 全国一律の公開条件は確認できません | 追加項目の有無と金額 |
| 設計・建築費 | 計画条件により変わると考えられます | 設計、申請、構造、造作、外構の内訳 |
複雑な形状、大開口、深い軒、造作家具、素材のグレード、照明計画、外構との一体設計などを希望すると、設計者への指名料とは別に建物や工事の費用が上がる可能性があります。比較するときは、同じ要望と同じ含有範囲で、初回提案時、契約前、変更契約前の総額を並べることが重要です。
💰 宅建士マコトより
設計者の肩書だけでなく、造作・外構・照明・素材まで含む総額を先に決めておくと、提案を落ち着いて比較しやすくなります。
オーナー紹介ルート経由なら建物価格の3%以上の割引が期待できます。例えば、3000万円なら約90万円、4000万円なら約120万円の割引が期待できるため、こだわりの設計に伴う造作や外構などの追加費用も実質的に軽減できる可能性があります。
チーフアーキテクトと出会う方法
公式に案内されている代表的な機会が「プランニングテーブル」です。チーフアーキテクトと直接またはオンラインで話し、建築予定地の情報や家族の希望をもとにプランを考える設計相談会とされています。全国で開催されていますが、在籍者がいないエリアや開催のない時期もあるため、地域別の予約ページで確認が必要です。
相談会は完全予約制とされ、土地の情報があれば提案の精度を高めやすいと案内されています。土地が未定でも受け付ける会場がある一方、個別イベントでは建築予定地の目途を参加条件とする場合も見られます。申込み前に、対象エリア、土地の有無、相談時間、準備物、担当者の氏名を確認しましょう。
もう一つは、展示場や営業担当を通じて希望を伝える方法です。チーフアーキテクトが設計した展示場もあり、空間のつなぎ方や素材の使い方を体感できます。気になる実例がある場合は、公式ページの画面や作品名を見せ、「この設計のどこが好きか」を営業担当へ伝えると、地域内で対応可能な設計者を検討してもらいやすくなります。
ただし、展示場予約や設計相談の申込みは、積水ハウスとの具体的な接点になります。紹介ルートを検討している方は、先に対象可否を確認しておくと安心です。展示場で入力する情報や担当者が付くタイミングは、積水ハウス展示場に行く前の注意点も参考にしてください。
通常の設計士との違い
チーフアーキテクトは、厳しい認定を受けた設計者として、複雑な敷地条件や高いデザイン要求をまとめる提案力が期待されます。ただし、称号がない設計士では良い家をつくれない、という意味ではありません。積水ハウスには多くの一級建築士が在籍し、研修や社内の設計力向上の仕組みも続けられています。
一般的な設計担当者でも、地域の法規、造成条件、積雪・風、日射、近隣環境、商品仕様に詳しく、暮らしやすい提案を得意とする人はいると考えられます。住宅は作品性だけでなく、予算管理、打ち合わせの丁寧さ、変更への対応、施工担当との連携が完成度を左右します。相性を称号だけで判断するのはもったいないですよ。
比較するなら、同じ要望を伝えたうえで「なぜこの配置なのか」「予算を超えたら何を残すか」「将来の間取り変更をどう考えたか」を聞いてみてください。回答が自分たちの暮らしに沿っているか、説明が理解しやすいか、デメリットも話してくれるかを見ると、提案の相性を判断しやすくなります。
標準仕様と設計提案の境界も確認が必要です。魅力的なパースに描かれた素材、設備、造作、外構が標準範囲とは限りません。仕様と費用を整理するときは、積水ハウスの標準仕様の一覧と確認ポイントも併せて確認してください。
良い担当者と出会う準備
良い設計士とのマッチングには、営業担当が家族の希望をどう理解し、社内の誰へつなぐかも関わります。ここは運だけで決まるように感じますが、相談前の準備で伝達の精度を上げることはできます。チーフアーキテクトの名前より先に、自分たちが解決したい設計課題を整理しましょう。

私なら、家族の優先順位を「変えたくない条件」「できれば叶えたい条件」「予算次第で調整できる条件」に分けます。建築予定地の資料、総予算、入居時期、好きな実例3件、避けたい間取りも用意します。これだけでも、営業担当が設計者へ案件の特徴を説明しやすくなります。
初回相談では、担当予定の設計士の実例、経験のある構造や敷地、打ち合わせへの参加頻度、繁忙状況、提案までの期間を確認してください。チーフアーキテクトが監修し、別の設計士が実務を進める体制なら、役割分担と連絡窓口を聞きます。担当変更や引継ぎが起きた場合の説明方法も確認しておくと安心です。
紹介ルートは、特定のチーフアーキテクトを確約する仕組みではありません。それでも、希望条件と接触状況を整理したうえで相談先を選ぶ入口にはなります。制度の対象条件や割引の考え方は、積水ハウスの紹介制度の仕組みで整理しています。すでに展示場やイベントへ申し込んでいる場合は、その履歴を正直に伝えて確認してください。
積水ハウスのチーフアーキテクトまとめ
積水ハウスのチーフアーキテクトは、独自の厳しい審査を経て認定される設計者です。2026年の公式表示では、一級建築士3,278人のうち350人、上位約11%とされ、認定は2年ごとに更新されます。設計・デザインだけでなく、技術面を統括・指揮する役割も担うと説明されています。
チーフアーキテクトへ相談する機会として、完全予約制のプランニングテーブルがあります。イベント参加は無料とされていますが、特定の個人を自由に指名できる全国一律の制度、担当確約の条件、指名料や設計料の統一料金までは公開情報で確認できません。希望を伝えたうえで、担当可否・役割・見積もりを個別に確認する必要があります。
通常の設計士にも、地域条件や商品に詳しく、丁寧な提案ができる人はいると考えられます。称号だけにこだわらず、敷地の読み方、生活動線、予算調整、デメリットの説明、施工チームとの連携まで見てください。良い設計は、有名な設計者の名前だけではなく、家族との対話とチームの連携から生まれます。
これから相談する方は、好きな実例、建築予定地、予算、入居時期、優先順位を整理し、展示場や設計相談へ進む前に相談ルートを確認しましょう。紹介ルートがチーフアーキテクトの担当を約束するわけではありませんが、最初の窓口から希望を共有しておくと、担当者と提案の相性を検討しやすくなります。
よくある質問
Q. 積水ハウスのチーフアーキテクトとは何ですか?
積水ハウス独自の厳しい審査を経て認定される設計者です。設計・デザインに加え、実現へ向けて技術面を統括・指揮する役割も担うとされています。
Q. チーフアーキテクトを指名することはできますか?
希望する設計者や作風を営業担当へ伝えることはできます。ただし、特定の人が担当になる全国一律の確約制度は確認できず、エリアや案件、スケジュールによって調整される可能性があります。
Q. チーフアーキテクトを指名すると追加費用がかかりますか?
プランニングテーブルのイベント参加は無料とされていますが、担当後の指名料や設計料に関する全国一律の公開条件は確認できません。設計・申請・構造・造作・外構を含む見積もりで確認してください。
Q. チーフアーキテクトに出会うにはどうすればいいですか?
公式のプランニングテーブル、地域別DESIGN OFFICE、展示場、営業担当への相談が主な入口です。開催地域や予約条件、担当者の役割は申込み前に確認しましょう。
Q. チーフアーキテクトでなくても良い提案は受けられますか?
良い提案を受けられる可能性はあります。通常の設計士にも地域や商品、敷地条件に詳しい人がいると考えられるため、称号だけでなく提案理由、予算調整、説明の分かりやすさ、相性で判断することが大切です。
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最初の接触方法で担当者とのつながり方や交渉条件が変わるケースは珍しくありません。