こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。

「タマホーム 500万円の家」「タマホーム 1000万円以下」といった検索結果を見て、実際どのくらいの予算で建てられるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。話題になった価格と、実際に見積もりを取ったときの金額に差があって戸惑ったという声も見かけます。

今回は宅建士の立場から、坪単価だけでなく総額ベースでの相場感を、予算帯別に整理してお伝えします。「シフクノいえ」という商品名そのものの現状については別記事で詳しく扱っているため、本記事では商品名にこだわらず、今の総額相場に絞って解説します。

この記事を読むとわかること

  • 「500万円の家」が今も建てられるのかという疑問への答え
  • 「1000万円以下」と「1000万円台」の違い
  • 坪単価・総額の現実的な目安(予算帯別)
  • 総額を抑えるための工夫と、含まれる費用・含まれない費用

タマホームの総額はいくら?予算帯別の現実

まずは「話題の価格」と「今の現実的な総額」のギャップから整理していきます。ここを押さえておくと、この先の見積もり比較で混乱しにくくなります。

「500万円の家」は今も建てられる?

過去の住宅価格の資料を見比べる様子をイメージする写真

「タマホーム 500万円の家」という検索結果は今も目にしますが、これは2011年頃から2016年頃にかけて販売されていた「大安心の家5シリーズ」という規格住宅を指しているとされています。あらかじめ用意された20通りほどのプランから選ぶ方式で、本体価格が500万円台だったと紹介されています。

ただし複数の住宅情報サイトによると、この500万円台はあくまで本体価格であり、付帯工事費や諸費用を含めた総額では900万円前後かかっていたとされています。しかもこの企画自体、現在は販売を終了しているとされ、同じ条件で申し込むことはできません。

「500万円」という数字だけが独り歩きし、今も同じ価格で建てられると誤解しているケースも見られます。2026年現在、資材価格や人件費の高騰もあり、総額500万円台での新築はタマホームに限らずほぼ実現が難しいというのが、複数の住宅情報メディアで一致した見方です。

「1000万円以下」と「1000万円台」の違い

もう一つ混同しやすいのが、「1000万円以下」と「1000万円台」という表現の違いです。「1000万円以下」は総額が1000万円を下回ることを指しますが、「1000万円台」は1000万円から1999万円までの幅を指す言葉であり、両者の実際の予算感は大きく異なります。

複数の住宅情報サイトでは、付帯工事費・諸費用・外構費まで含めた総額を1000万円以下に収めるのは、2026年現在かなり難しい状況だと指摘されています。一方で、土地をすでに所有している、延床15〜20坪程度に抑える、規格プランをそのまま採用する、外構工事を最小限にするといった条件が複数重なれば、1000万円台前半での検討余地はあるとされています。

坪単価・総額の目安(複数情報源の幅を紹介)

坪単価については、本体価格ベースで50万円台後半〜70万円台という情報が複数の住宅情報サイトで紹介されています。サイトによって58万円〜70万円、平均64万円前後など数字に幅があるため、一つの数字だけを鵜呑みにせず、目安として捉えておくとよいでしょう。

一方、付帯工事費や諸費用まで含めた総額ベースで坪単価を計算し直すと、75万円〜80万円程度になるという情報もあります。目安としては、建物本体価格に500万円〜800万円程度を上乗せした金額、あるいは本体価格の120〜130%程度が、実際に必要な総額になるとされています。

坪数別の総額イメージとしては、25〜30坪前後で総額2,500万円台〜2,700万円程度、35坪前後で総額2,300万円〜2,800万円程度という実例が複数の住宅情報サイトで紹介されています。坪数が大きいほど総額が比例して増えるとは限らず、紹介しているサイトによって前提となる仕様やプラン、地域が異なるため、このような幅・逆転が生じる点には注意してください。土地代はこれとは別に必要になる点も忘れずに確認しておきたいところです。現在検討できる商品・価格帯の全体像は、タマホーム公式サイトの商品ラインナップページでも確認できます。

なぜ話題の価格と実際の見積もりに差が出るのか

話題になった価格と実際の見積もりに差が出る理由の一つが、期間・地域・棟数を限定した過去の企画商品と、現在の標準的な価格帯を混同してしまうことです。「シフクノいえ25」のように、2023年に一部地域・条件限定で900万円台という価格が話題になった企画もありますが、この商品の現在の取り扱い状況についてはタマホームのシフクノいえは今どうなってる?という記事で詳しく確認しています。

もう一つの理由は、坪単価と総額の混同です。広告や検索結果で目にする「坪単価○○万円〜」という表示は本体価格ベースであることが多く、土地代・付帯工事費・諸費用を含めた総額とは別物です。見積もりを比較する際は、どこまでの費用が含まれた金額なのかを確認することが重要です。

💰 宅建士マコトより

タマホームの総額相場を確認しながら、積水ハウスも比較候補に入れているという方もいらっしゃると思います。

価格帯はかなり違いますが、積水ハウスも比較候補に入れる場合は、紹介ルートの対象条件を確認しておくと選択肢が広がります。

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予算帯別シミュレーションと総額で後悔しないためのポイント

ここからは、実際の予算帯ごとにどのような選択肢があるのかを具体的に見ていきます。総額に含まれる費用・含まれない費用の整理も、後悔を防ぐうえで欠かせないポイントです。

1000万円台で建てる場合の条件

1000万円台前半で建てるための条件としては、土地をすでに所有していること、延床面積を15〜20坪程度に抑えること、規格住宅のプランをそのまま採用してアレンジを加えないこと、外構工事を必要最小限にとどめることなどが挙げられています。これらの条件が複数そろって初めて、現実的な検討ラインに入ってくるという位置づけです。

逆にいえば、土地から探す場合や延床面積を広めに取りたい場合、間取りにこだわりたい場合は、1000万円台前半での実現は難しくなります。希望条件と予算のどちらを優先するか、早い段階で整理しておくことをおすすめします。

1500万〜2000万円台の総額シミュレーション

見積書と電卓で総額を確認する様子をイメージする写真

20〜25坪程度・2LDK〜3LDKクラスのコンパクトな規模で検討する場合、前段で紹介した坪単価目安(総額ベースで坪75万円〜80万円程度)から試算すると、総額のボリュームゾーンは1,500万円台後半〜2,000万円程度になります。内訳の目安としては、建物本体価格が1,200万円〜1,550万円程度、付帯工事費が200万円〜300万円程度、諸費用が150万円前後というイメージです。

この価格帯では延床面積を抑える分、規格住宅のプランをほぼそのまま採用する前提になりやすく、キッチンや水回り設備をハイグレードなものに変更する余地は限られます。ただし土地代はこの総額に含まれていないため、土地から探す場合は別途予算を確保しておく必要があります。

総額を抑えるためにできる工夫

規格プランのカタログを見ながら仕様を絞り込む様子をイメージする写真

総額を抑えたい場合、まず検討したいのが延床面積の見直しです。坪数が増えるほど総額は比例して大きくなるため、本当に必要な部屋数・広さを見極めることが総額圧縮の近道になります。

次に効果的なのが、規格住宅のプランをそのまま採用し、間取りの変更や仕様のグレードアップを最小限にとどめることです。加えて、外構工事の範囲を必要な部分だけに絞ることも、総額に大きく影響します。宅建士としては、複数の工夫を積み重ねるほど効果が出やすい一方、住み心地に直結する部分(収納量や動線など)まで削りすぎないバランス感覚が大切だと考えています。

総額に含まれるもの・含まれないもの

見積もりを比較する際にまず確認したいのが、その金額に何が含まれているかです。一般的に「総額」という言葉には、建物本体価格に加えて、地盤改良費・外構工事費・照明やカーテンなどの付帯工事費、登記費用や住宅ローン諸費用が含まれるとされています。

一方、土地代・地盤改良が必要になった場合の追加費用・引っ越し費用・家具家電の購入費用などは、多くの場合この総額とは別枠で必要になります。契約前には、見積書のどの項目までが総額に含まれているかを一つずつ確認し、書面で残しておくことをおすすめします。

よくある質問

Q. タマホームは今も500万円で家を建てられますか?

500万円台の本体価格だった「大安心の家5シリーズ」は2016年頃までに販売が終了しており、現在は同じ条件での申し込みはできないとされています。当時も総額では900万円前後かかっていたとされ、2026年現在は資材・人件費の高騰もあり、総額500万円台での新築は現実的に難しい状況です。

Q. タマホームは1000万円以下で建てられますか?

付帯工事費・諸費用・外構費まで含めた総額を1000万円以下に収めるのは、2026年現在かなり難しいとされています。土地をすでに所有し、延床15〜20坪程度に抑え、規格プランをそのまま採用するといった条件が重なれば、1000万円台前半での検討余地はあるとされています。

Q. タマホームの坪単価はいくらですか?

本体価格ベースで50万円台後半〜70万円台という情報が複数の住宅情報サイトで紹介されています。総額まで含めて計算し直すと、坪単価は75万円〜80万円程度になるという情報もあり、本体価格のみの数字と総額ベースの数字を混同しないよう注意が必要です。

Q. 30坪の家を建てると総額はいくらになりますか?

25〜30坪前後で総額2,500万円台〜2,700万円程度という実例が複数の住宅情報サイトで紹介されています。ただしこの金額には土地代が含まれていないため、土地から探す場合は別途予算を確保しておく必要があります。

Q. 「シフクノいえ」の900万円台という価格は今も有効ですか?

「シフクノいえ25」という2023年の期間・地域限定企画で900万円台という価格が話題になりましたが、現在の取り扱い状況は商品名そのものの現状確認が必要なテーマです。詳しくは別記事で公式サイトを直接確認した結果を整理していますので、そちらをご覧ください。

まとめ|タマホームの総額相場

タマホームの総額相場は、坪単価だけで見ると50万円台後半〜70万円台と割安に見えますが、付帯工事費・諸費用を含めた総額ベースでは坪単価75万円〜80万円程度、30坪前後で2,500万円台〜2,700万円程度が現実的な目安とされています。「500万円」「1000万円以下」といった話題の価格の多くは、過去の期間限定企画や本体価格のみの数字を指しているケースが多い点に注意が必要です。

予算を抑えたい場合は、延床面積の見直しや規格プランの活用、外構工事の範囲を絞ることが有効とされています。見積もりを比較する際は、坪単価の数字だけでなく、総額にどこまでの費用が含まれているかを確認する姿勢が、後悔しない家づくりにつながります。

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