こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。

「タマホーム シフクノいえ」で検索すると、900万円台という驚くほど安い価格の話や、間取りの実例がたくさん出てきます。ただ、記事によって書いてある内容が微妙に食い違っていて、「結局、今も申し込めるのかどうか」がよくわからない、と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実はこの手の「期間限定の企画商品」は、情報が古いまま残り続けやすく、実態と違う記事に出会いやすいテーマです。今回は宅建士の立場から、タマホーム公式サイトを実際に操作して確認できた事実を、わかった部分・わからなかった部分を分けて整理してお伝えします。

この記事を読むとわかること

  • シフクノいえの特徴と、坪単価が安かった理由
  • シフクノいえ25の価格が話題になった経緯
  • 公式サイトで確認できたこと・確認できなかったこと
  • 規格住宅と自由設計、どちらを選ぶかの考え方

タマホーム「シフクノいえ」とは?特徴と価格

まずは「シフクノいえ」がどのような商品だったのか、基本から整理します。ここを押さえておくと、後半の「今も選べるのか」という話が理解しやすくなります。

シフクノいえの特徴(規格住宅、坪単価の目安)

規格住宅のプラン一覧カタログをめくる様子をイメージする写真

「シフクノいえ」は、間取りや設備をあらかじめ決めておく規格住宅(企画型住宅)の一種として展開されていた商品です。自由設計と違い、用意されたプランの中から選ぶ方式にすることで、打ち合わせの手間と建築コストを抑える仕組みになっていました。

坪単価の目安としては、45万円〜65万円程度という情報が複数の住宅情報サイトで紹介されています。一般的なハウスメーカーの平屋の坪単価相場が60万円〜70万円程度と言われていることと比べると、かなり抑えられた水準だったことがわかります。

ここ、「タマホームは安い」というイメージの中心になっている商品の一つですよね。ただし坪単価は間取り・設備の選び方や地域によって変わるため、あくまで目安として捉えておくのが安全です。

シフクノいえ25の価格が話題になった理由

「シフクノいえ25」という名称で2023年に展開されていたのが、特に話題になったバージョンです。これは期間・地域・棟数を限定した企画商品で、一部の地域では900万円台という価格が紹介され、SNSや住宅情報サイトで大きく取り上げられました。

この価格が注目された背景には、基本的な設備だけをシンプルにまとめることで、初期費用を大きく圧縮できた事情があるとされています。ただし、期間・地域・棟数のいずれかの条件を満たさなければ対象外になる企画だったため、「条件を問わずいつでも900万円台で建てられる」という商品ではなかった点は押さえておく必要があります。

SNSで話題になった価格だけが独り歩きして、今も同じ条件で建てられると誤解している方もいるかもしれません。ここは慎重に確認しておきたいポイントです。

間取り・プランの選び方(全102プランから選択)

複数の間取りプランを見比べて選ぶ様子をイメージする写真

シフクノいえは、全102プランという豊富なバリエーションの中から、家族構成や希望に近い間取りを選ぶ方式だったとされています。プラン数が多いため、規格住宅でありながらある程度自分たちの暮らし方に近いものを選びやすいという特徴がありました。

一方で、選んだプランそのものの間取りをアレンジ(変更)することは基本的にできない仕組みだったと紹介されています。壁の位置や部屋の配置を細かく調整したい方にとっては、この点が自由設計との大きな違いになります。

「間取りは決まったものの中から選ぶ」という前提を理解した上で検討することが、契約後のミスマッチを防ぐポイントになります。

耐震性能・保証内容

価格が抑えられている分、性能面が心配になる方もいると思いますが、シフクノいえは耐震等級3(最高等級)を標準で確保していたとされています。低価格帯の企画商品であっても、耐震性能では妥協しない設計だったことがうかがえます。

保証については、タマホーム独自の長期保証制度により、最長30年の建物保証が適用されていたと紹介されています。ただし、標準仕様のままでは長期優良住宅の認定基準までは満たしていなかったとする情報もあり、認定を重視する方は別途条件を確認する必要があったようです。

いずれの数値も商品の企画時点・地域による違いがあるため、実際に検討する際は「目安」として捉え、担当店舗に最新の条件を確認することをおすすめします。

💰 宅建士マコトより

タマホームの規格住宅も比較検討しつつ、積水ハウスも選択肢に入れているという方もいらっしゃると思います。

価格帯はかなり違いますが、積水ハウスも比較候補に入れる場合は、紹介ルートの対象条件を確認しておくと選択肢が広がります。

オーナー紹介ルート経由なら建物価格の3%以上の割引が期待できます。例えば、3000万円なら約90万円、4000万円なら約120万円の割引が期待できます。

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シフクノいえは今も選べる?公式サイトで確認した実態

ここからが本題です。「結局、シフクノいえは今も申し込めるのか」という点を、実際に公式サイトを操作して確認した結果に基づいて整理します。断定できない部分は、正直に「わからない」とお伝えします。

商品ラインナップページでは確認できなかった

住宅メーカーの公式サイトで商品ラインナップを確認する様子をイメージする写真

本記事の執筆にあたり、タマホーム公式サイトの商品ラインナップページを直接確認しました。このページには都道府県・市区町村を選択すると、地域の省エネルギー区分に応じたラインナップが表示される仕組みがあります。積雪の少ない地域(東京都・東京都八王子市)と、寒冷な地域(秋田県)の両方で実際に選択し直して確認しましたが、どちらの地域でも表示される商品は大安心の家・大安心の家PREMIUM・GALLERIART・木望の家・和美彩・グリーンエコの家の6商品のみで、「シフクノいえ」という名称の商品は、地域を変えても一度も表示されませんでした。

この結果は、複数の住宅情報メディアが2026年に公開した記事の内容とも一致しています。「2026年1月時点では提供を終了しており、現在同等の条件で平屋を建てることはできない」(HOME4U)、「2026年8月時点で公式サイトの主な商品ラインナップにシフクノいえシリーズは確認できない」(commuture)といった指摘が、それぞれ独立した情報源から出ています。

もともとシフクノいえは、期間・地域・棟数を限定した企画商品として案内されていた経緯があるため、常設の商品ラインナップ(このページ)に載っていないこと自体は不自然ではありません。ただし後述の通り、公式サイトの別の場所には「シフクノいえ」の名前を冠したページが今も存在しており、話はここで終わりません。

公式サイトに残る「シフクノいえGX」というページ

商品ラインナップページとは別に、タマホーム公式サイト内の別ページ(tamahome.jp/gx/)で「GX志向型住宅に対応!シフクノいえGX」というタイトルの案内ページが、本記事執筆時点でも実際に閲覧できる状態にあることを確認しました。ページ内には、子育てグリーン住宅支援事業という補助金制度に対応した企画住宅として紹介する内容や、資料請求・来場予約への案内が含まれており、少なくとも一時的に案内・集客を行っていたページであることがうかがえます。

ただし、ここで一つ注意が必要です。国の補助金制度を紹介するポータルサイトの情報によると、このページで案内されている「子育てグリーン住宅支援事業」は、2026年2月16日をもって交付申請の受付が終了しており、その後は「みらいエコ住宅2026事業」という別の制度に移行しているとされています。つまり、このページ自体は今も表示される状態にあるものの、案内している補助金制度の内容が最新の状態に更新されているとは限らないということです。

このページ上には具体的な販売価格の記載も見当たらなかったため、「シフクノいえGX」という名前が今も使われていること自体は確認できた一方、現在申し込めるのか、価格がいくらなのかという点は、この記事の調査だけでは断定できませんでした。気になる方は、このページの内容を担当店舗に直接見せて、現在も案内している企画かどうかを確認することをおすすめします。

シフクノいえプレミアの情報も複数あるが未確認

「シフクノいえプレミア」という、期間・棟数の制限なしで案内されているとする低価格帯の企画住宅についての情報も、複数の住宅情報サイトで紹介されています。平屋プランが1,087万円(税込)程度から、2階建てプランが1,149万円(税込)程度からという価格帯や、積雪50cm以下の地域を対象にしているといった内容です。

ただし、この記事の執筆にあたって商品ラインナップページの地域選択機能を複数の地域で試した限りでは、シフクノいえプレミアという名称の商品は表示されませんでした。第三者サイトの情報がどの時点のものか、店舗限定の案内なのかは確認できておらず、当サイトとして価格・仕様を確定情報としてお伝えすることは避けます。この名称で検討したい場合も、担当店舗に現在の取り扱いを確認してください。

規格住宅と自由設計、どちらを選ぶべきか

規格住宅と自由設計の間取り図を並べて比較する様子をイメージする写真

規格住宅の一番のメリットは、決められたプランから選ぶことで打ち合わせの手間とコストを抑えられる点です。一方で、間取りの自由度は自由設計に比べて限られます。ここは「価格を優先するか、間取りの自由度を優先するか」というシンプルな判断軸で考えるとわかりやすいです。

近年は資材価格の変動などもあり、規格住宅と完全自由設計の価格差が以前より縮まっているという情報もあります。実際、多くの方が最終的には完全自由設計を選ぶ傾向にあるとする情報も見られました。予算だけでなく、将来的な間取り変更のしやすさや、こだわりたい部分がどれくらいあるかも含めて検討するとよいでしょう。

迷ったときは、規格住宅・自由設計の両方の見積もりを同じ条件で取り、総額と間取りの自由度を比べてみることをおすすめします。ここで焦って一方に決めてしまうと、後から「もう少し自由度があれば」と後悔しやすい部分です。

よくある質問

Q. タマホームのシフクノいえは今も申し込めますか?

商品ラインナップページを地域を変えて複数回確認しましたが、シフクノいえという名称の商品は表示されませんでした。一方、公式サイト内には「シフクノいえGX」という名称のページが今も残っており、名前自体が完全になくなったわけではないようです。ただし価格や申し込みの可否はこのページからは確認できなかったため、検討する場合は最寄りの店舗へ直接ご確認ください。

Q. シフクノいえGXとは何ですか?

商品ラインナップページとは別に公式サイト内に残っているページで、GX志向型住宅に対応した企画住宅として紹介されています。ページ内では子育てグリーン住宅支援事業という補助金制度が案内されていますが、この制度は2026年2月に申請受付が終了し、みらいエコ住宅2026事業に移行しているとされるため、案内内容が最新かどうかは確認できませんでした。具体的な価格の記載もなかったため、気になる方は担当店舗に直接確認することをおすすめします。

Q. シフクノいえ25の900万円台という価格は本当ですか?

2023年の企画時点で、一部の地域・条件において900万円台の価格が案内されていたという情報は複数見られます。ただし期間・地域・棟数限定の企画だったため、一律に同じ価格で建てられたわけではありません。現在は同様の企画が確認できないため、最新の価格は担当店舗にご確認ください。

Q. シフクノいえの間取りはアレンジできますか?

シフクノいえは全102プランの中から間取りを選ぶ規格住宅で、選んだプラン自体の間取りを変更することは基本的にできなかったとされています。細かく間取りを調整したい方は、自由設計の商品と比較検討することをおすすめします。

Q. シフクノいえプレミアという商品は実在しますか?

平屋1,087万円〜、2階建て1,149万円〜といった価格情報が複数の住宅情報サイトで紹介されていますが、商品ラインナップページを複数の地域で確認した限りでは、シフクノいえプレミアという名称の商品は表示されませんでした。情報の時点や店舗限定の案内である可能性もあるため、当サイトとして価格・仕様を確定情報としてお伝えすることは避けます。検討したい場合は担当店舗に直接確認してください。

Q. シフクノいえと自由設計、どちらがいいですか?

価格を優先したい方には規格住宅、間取りの自由度を優先したい方には自由設計が向いています。近年は価格差が縮まっているという情報もあるため、同じ条件で両方の見積もりを取り、総額と間取りの自由度を比べてから判断することをおすすめします。

まとめ|シフクノいえの現状を正しく把握する

タマホームのシフクノいえは、規格住宅ならではの低価格を実現した企画商品でした。今回、公式サイトの商品ラインナップページを複数の地域で実際に確認しましたが、シフクノいえという名称の商品は表示されませんでした。一方で、公式サイト内には「シフクノいえGX」という名前を冠したページが今も存在しており、シフクノいえという名前自体が完全になくなったわけではなさそうです。

ただし、そのページが案内する補助金制度がすでに移行済みとみられることや、具体的な価格が確認できなかったことから、現時点で確定的にお伝えできる情報は限られています。「話題になった価格」や第三者情報だけを鵜呑みにせず、検討する時点での最新情報を担当店舗に直接確認する姿勢が、後悔しない家づくりの第一歩です。規格住宅と自由設計、どちらが自分たちに合うかも含めて、じっくり比較検討していただければと思います。

今すぐ決めなくても大丈夫です

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