こんにちは。積水ハウス検討ガイド、運営者のマコトです。
積水ハウスで家づくりを進めていると、営業担当から床暖房の提案を受けることがあるかと思います。床暖房は足元から部屋全体を暖める快適な暖房方式ですが、その一方で導入後に後悔する方も少なくありません。
実際、床暖房をめぐっては評価がはっきりと分かれます。快適に使っている方がいる一方で、ランニングコストの高さや暖房効果の不足に悩む方もいらっしゃいます。特に積水ハウスの床暖房は初期費用も決して安くないため、導入判断は慎重に行いたいところです。
私は北海道在住の宅建士として、寒冷地での断熱や暖房について多くの相談を受けてきました。その経験から言えるのは、床暖房は住宅の断熱性能や家族のライフスタイルによって必要性が大きく変わるということです。
この記事では、積水ハウスの床暖房で実際に後悔した事例や、費用・ランニングコストの実態、そして導入すべきかどうかの判断基準を詳しく解説していきます。
このページで分かること
- 積水ハウスの床暖房で後悔した具体的な事例
- 床暖房の初期費用とランニングコストの実態
- 床暖房が必要な家・不要な家の見分け方
- 寒冷地(北海道)での床暖房の考え方
積水ハウスの床暖房で後悔した5つの事例
まずは、実際に積水ハウスで床暖房を導入して後悔した方々の事例を見ていきましょう。後悔のパターンを知ることで、自分の家に本当に必要かどうかを冷静に判断できるようになります。
暖房効果が足りず結局エアコンも併用している
床暖房で最も多い後悔が「暖房効果が思ったより弱く、結局エアコンを併用している」というケースです。
床暖房は確かに足元から暖かくなりますが、部屋全体を十分な温度まで暖めるには時間がかかります。特に朝の立ち上がり時や、急に冷え込んだ日などは床暖房だけでは寒さを感じることがあります。
ある施主の方は「LDKに床暖房を入れたものの、冬の朝は寒くてエアコンも使っている。床暖房だけで暖かくなると思っていたのに、予想外だった」と話していました。
注意すべきポイント
床暖房の暖房能力は、住宅の断熱性能に大きく左右されます。断熱等級が低い住宅では、床暖房だけで快適な室温を維持することは難しいでしょう。積水ハウスの場合、標準仕様で断熱等級6を確保していますが、オプションで断熱材を減らした場合や、窓の性能を下げた場合は注意が必要です。
床暖房を検討する際は、単体での暖房能力だけでなく、他の暖房器具との併用を前提に考えておくほうが現実的かもしれません。
ガス代・電気代が想定以上に高くついている
2つ目の後悔は、ランニングコストの高さです。特にガス式の床暖房を導入した方から「ガス代が想像以上に高くて、最近はほとんど使っていない」という声をよく聞きます。
床暖房の種類には大きく分けて「ガス式」と「電気式(ヒートポンプ)」がありますが、どちらもある程度のランニングコストがかかります。一般的な目安として、1日8時間使用した場合、月々約3,900円の電気代がかかるとされています(温水式・外気温7℃想定)。
ここ、気になりますよね。ガス式の場合はさらにガス代が上乗せされるため、冬場の光熱費が予想以上に高くなることがあります。
ここだけは確認してください
積水ハウスで床暖房を検討する際は、営業担当に「年間のランニングコストの試算」を必ず出してもらいましょう。あなたの家の広さ、断熱性能、使用時間などを踏まえた具体的な数値を確認することが重要です。
また、太陽光発電を搭載している場合は、昼間の発電電力を使って床暖房を稼働させることで、実質的なランニングコストを大幅に抑えることができます。太陽光発電との組み合わせを検討している方は、この点も営業担当に確認してみてください。
一部採用で中途半端な暖かさになってしまった
3つ目の後悔は、床暖房を一部だけに導入したことで、暖かさが中途半端になってしまったケースです。
初期費用を抑えるために「キッチンの足元だけ」「ダイニングテーブルの下だけ」といった部分的な採用をする方がいますが、これが裏目に出ることがあります。部分的な床暖房では、LDK全体を暖めることができず、床暖房がない場所との温度差が気になってしまうのです。
ある施主の方は「ダイニングだけ床暖房を入れたが、リビングとの温度差が大きくて結局エアコンを使っている。だったら最初から床暖房を入れなくてもよかったかもしれない」と話していました。
確かに一部採用は初期費用を抑えられますが、暖房効果が限定的になるため、費用対効果をよく考える必要があります。
メンテナンス費用が高額で負担になっている
4つ目の後悔は、メンテナンス費用の高さです。床暖房は定期的なメンテナンスが必要で、特に温水式の場合は不凍液の交換が必要になります。
不凍液の交換費用は約3〜5万円とされており、数年に一度の頻度で必要になります。また、万が一故障した場合の修理費用は、配管の位置や故障箇所によっては数十万円かかることもあります。
「床暖房が故障して見積もりを取ったら30万円と言われた。もう直さずにそのまま使わないことにした」という話も実際に聞いたことがあります。
補足:床暖房のメンテナンス項目
温水式床暖房の主なメンテナンス項目は以下の通りです。
- 不凍液の交換(3〜5年に1回)
- 熱源機のフィルター清掃(年1回)
- 配管の点検(定期的)
- 循環ポンプの点検(定期的)
これらのメンテナンスを怠ると、故障のリスクが高まります。
床暖房を導入する際は、初期費用だけでなく、長期的なメンテナンス費用も含めて検討することが大切です。
立ち上がりが遅くすぐに暖まらない
5つ目の後悔は、立ち上がり時間の遅さです。床暖房は電源を入れてから部屋が暖まるまでに時間がかかります。特にガス式の場合、温水が循環して床全体が暖まるまでに30分〜1時間程度かかることもあります。
「朝起きてすぐにスイッチを入れても、出かける時間になってもまだ暖かくならない。結局エアコンのほうが早い」という声もあります。
即暖性を重視する方や、短時間だけ暖房を使いたい方には、床暖房は向いていないかもしれません。床暖房は「つけっぱなしで使う」タイプの暖房と考えたほうがよいでしょう。
積水ハウスの床暖房|種類と費用を正しく理解する

後悔事例を見てきましたが、次は積水ハウスで採用される床暖房の種類と費用について、正しく理解していきましょう。費用の実態を知ることで、導入判断がより明確になります。
温水式床暖房の2つの種類(ガス式・電気式)
積水ハウスで採用される床暖房のほとんどは温水式です。温水式とは、床下のパイプに約40〜60℃の温水を循環させて部屋を暖める仕組みです。
温水式の中にも、熱源の違いによって大きく2つの種類があります。
ガス式床暖房
ガスを燃料として温水を作るタイプです。特徴は以下の通りです。
- スイッチを入れてから暖まるまでが比較的早い
- 都市ガスエリアに適している
- 共働きで在宅時間が短い家庭に向いている
- ランニングコストはガス代次第で変動しやすい
ガス式は立ち上がりが早いため、必要なときだけ使いたい方に向いています。ただし、ガス代が高騰するとランニングコストも上がる点は注意が必要です。
電気式(ヒートポンプ)床暖房
電気のヒートポンプで温水を作るタイプです。特徴は以下の通りです。
- 省エネ性能が高くランニングコストを抑えられる
- 太陽光発電との相性が良い
- プロパンガスエリアに適している
- 立ち上がりはガス式よりやや遅い
電気式は長時間使う方や、太陽光発電を搭載している家庭に向いています。昼間の発電電力を使えば、実質的なランニングコストをかなり抑えることができます。
宅建士マコトのアドバイス
どちらのタイプが良いかは、あなたの生活スタイルと地域によって変わります。都市ガスエリアで在宅時間が短い方はガス式、太陽光発電を搭載していて長時間在宅する方は電気式がおすすめです。積水ハウスの営業担当に、両方のシミュレーションを出してもらって比較しましょう。
初期費用の目安はどれくらいか
床暖房の初期費用は、設置面積と熱源機の種類によって大きく変わります。一般的な目安は以下の通りです。
| 項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 床暖房本体(1畳あたり) | 5万〜10万円 |
| 熱源機(ガス式) | 25万〜60万円 |
| 熱源機(電気式ヒートポンプ) | 50万〜100万円 |
| 工事費・配管費用 | 10万〜30万円 |
たとえば、20畳のLDKに床暖房を設置する場合、床暖房本体だけで100万〜200万円、熱源機を含めると150万〜300万円程度かかる計算になります。
これは決して安くない金額ですよね。初期費用をどこまでかけられるかは、住宅全体の予算配分の中で慎重に検討する必要があります。
注意すべきポイント
積水ハウスの見積もりでは、床暖房が「オプション」として提示されることがほとんどです。標準仕様には含まれていないため、追加費用として計上されます。見積もりを確認する際は、床暖房の項目がどこに含まれているか、明細をしっかり確認しましょう。
また、積水ハウスの見積もりで後悔しないためのポイントについては、別記事で詳しく解説していますので、あわせて参考にしてください。
ランニングコストの実態を把握する
初期費用だけでなく、毎月のランニングコストも重要な判断材料です。床暖房のランニングコストは、使用時間・設定温度・住宅の断熱性能によって変わりますが、一般的な目安は以下の通りです。
電気式(ヒートポンプ)の場合
1日8時間使用、外気温7℃の場合で月々約3,900円の電気代がかかります。冬場(11月〜3月の5ヶ月間)使用すると、年間約2万円程度です。
ただし、太陽光発電を搭載している場合は、昼間の発電電力を使うことで実質的なコストをゼロに近づけることも可能です。
ガス式の場合
ガス式の場合、ガス料金プランや使用量によって大きく変動しますが、一般的には電気式よりもランニングコストが高くなる傾向にあります。月々5,000円〜8,000円程度かかることもあります。
ガス代は地域や契約プランによって異なるため、積水ハウスの営業担当に具体的な試算を依頼することをおすすめします。
ここだけは確認してください
床暖房のランニングコストは、あなたの家の断熱性能・使用時間・設定温度によって大きく変わります。営業担当に「我が家の場合、冬場の月々のランニングコストはいくらになるか」を具体的に試算してもらいましょう。曖昧な返答しか得られない場合は、導入を見送るのも一つの選択です。
宅建士マコトより
床暖房が「いらない」家の3つの特徴
ここまで床暖房の後悔事例や費用について見てきましたが、では実際にどんな家に床暖房が不要なのでしょうか。3つの特徴を解説します。
断熱等級が低い家には床暖房は効果が薄い
まず第一に、断熱性能が低い家に床暖房を入れても、暖房効果を十分に発揮できません。
床暖房は床から熱を放射して部屋を暖めますが、住宅の断熱性能が低いと、せっかく暖めた熱がどんどん外に逃げてしまいます。結果として、床暖房だけでは寒さを感じることになり、エアコンやファンヒーターを併用することになってしまいます。
積水ハウスの標準仕様では断熱等級6を確保していますが、オプションで断熱材のグレードを下げたり、窓の性能を落としたりした場合は注意が必要です。
補足:断熱等級とは
断熱等級は、住宅の断熱性能を示す指標で、等級1〜7まであります。2025年以降の新築住宅では、断熱等級4が最低基準とされていますが、快適性を重視するなら等級6以上が望ましいとされています。
床暖房を検討する際は、まず自分の家の断熱性能を確認しましょう。積水ハウスの基礎断熱についてや、窓の種類による断熱性能の違いも参考になるかと思います。
太陽光発電がない家はランニングコストが負担になる
2つ目の特徴は、太陽光発電を搭載していない家です。
先ほども触れましたが、電気式(ヒートポンプ)の床暖房は、太陽光発電と組み合わせることで大きな省エネ効果を発揮します。昼間の発電電力を使って床暖房を稼働させれば、実質的なランニングコストをほぼゼロにすることも可能です。
しかし、太陽光発電を搭載していない場合、床暖房のランニングコストはすべて家計の負担になります。月々数千円の電気代・ガス代が冬場の5ヶ月間続くと、年間で数万円の出費になります。
太陽光発電の導入を検討していない方は、床暖房のランニングコストを長期的に負担できるかどうか、慎重に判断する必要があります。
在宅時間が短い家は使用頻度が少なくなりがち
3つ目の特徴は、在宅時間が短い家庭です。
共働きで平日の日中は誰も家にいない、休日も外出が多いという家庭では、床暖房の使用頻度が必然的に少なくなります。床暖房は立ち上がりに時間がかかるため、短時間だけ使うには向いていません。
「平日は朝と夜の数時間しか家にいない。わざわざ高額な床暖房を入れる必要があったのか疑問」という声も聞いたことがあります。
在宅時間が短い方は、エアコンやファンヒーターなど、即暖性の高い暖房器具のほうが使い勝手が良いかもしれません。
床暖房が「必要」な家の3つの特徴
逆に、床暖房が効果を発揮し、導入する価値がある家の特徴も見ていきましょう。
高断熱・高気密の家なら床暖房の効果を最大限に活かせる
まず第一に、高断熱・高気密の住宅には床暖房が非常に効果的です。
積水ハウスで断熱等級6以上を確保し、窓も高性能なトリプルガラスやLow-E複層ガラスを採用している場合、床暖房の暖房効果を最大限に活かすことができます。
高断熱の家では、一度暖めた熱が外に逃げにくいため、床暖房の穏やかな暖かさだけで快適な室温を保つことができます。エアコンのような風が出ないため、空気が乾燥しにくく、ホコリも舞い上がりません。
積水ハウスの独自断熱仕様である「ぐるりん断熱」を採用している場合、床暖房との相性は抜群です。
LDKが広く家族が集まる時間が長い家
2つ目の特徴は、LDKが広く、家族が長時間過ごす家です。
20畳以上の広いLDKで、家族が朝から夜まで長時間過ごす場合、床暖房は非常に快適です。エアコンのように風を感じることなく、足元から自然な暖かさが広がります。
特に小さな子どもがいる家庭では、床で遊ぶことが多いため、床暖房があると安心です。冷たいフローリングで遊ばせる心配がなくなります。
ここだけは確認してください
LDKに床暖房を入れる場合、「全面に入れるか」「一部だけにするか」を慎重に検討しましょう。一部だけの採用は初期費用を抑えられますが、暖かさが中途半端になるリスクがあります。迷うのは当然ですが、予算が許すなら全面採用をおすすめします。
小さな子どもや高齢者がいる家庭には安心感がある
3つ目の特徴は、小さな子どもや高齢者がいる家庭です。
床暖房は火を使わず、ファンヒーターのように熱風も出ないため、安全性が高い暖房方式です。小さな子どもがいる家庭では、ストーブに触れてやけどをする心配がありません。
また、高齢者は足元の冷えを感じやすいため、床暖房の足元からの暖かさは非常に喜ばれます。エアコンの風が苦手な高齢者にとっても、床暖房は快適な選択肢です。
ただし、高齢者だけが住む家の場合、床暖房の操作が複雑だと使いこなせないこともあります。操作パネルの使いやすさも事前に確認しておくと安心です。
北海道在住の宅建士が語る|寒冷地での床暖房の考え方

ここからは、私が住む北海道の視点から、寒冷地での床暖房について解説します。本州と北海道では、暖房に対する考え方が大きく異なるため、参考になる部分があるかと思います。
北海道では断熱等級6以上が前提条件
北海道のような寒冷地で床暖房を導入する場合、断熱等級6以上は絶対条件と言ってもよいでしょう。
北海道では外気温がマイナス10℃以下になることも珍しくありません。このような厳しい寒さの中で快適に過ごすには、住宅の断熱性能が何よりも重要です。
北海道では「北方型住宅」と呼ばれる高気密・高断熱住宅が推奨されており、屋根・壁・床・基礎のすべてに十分な断熱材を施工することが標準となっています。
積水ハウスで北海道に家を建てる場合、標準仕様でも断熱等級6を確保できますが、さらに断熱材を厚くするオプションも検討する価値があります。
宅建士マコトのアドバイス
寒冷地で床暖房を検討する場合、断熱性能を最優先に考えましょう。床暖房そのものよりも、まずは家全体の断熱性能を高めることが、快適な住環境を実現する近道です。床暖房は、高断熱住宅の「プラスアルファの快適さ」として考えるのが正解だと思います。
北海道ではセントラルヒーティングが主流
北海道では、床暖房よりもセントラルヒーティングのほうが一般的です。
セントラルヒーティングとは、1台のボイラーで温水を作り、各部屋のパネルヒーターや床暖房に供給する暖房システムです。家全体を均一に暖めることができ、部屋ごとに暖房器具を設置する必要がありません。
積水ハウスでも、北海道エリアではセントラルヒーティングを提案されることが多いかと思います。床暖房単体ではなく、セントラルヒーティングの一部として床暖房を採用する形が一般的です。
セントラルヒーティングのメリットは、家全体が均一に暖かいこと、そしてどの部屋にいても快適なことです。デメリットは、初期費用が高額になることと、使わない部屋も含めて家全体を暖めるためランニングコストがかかることです。
積水ハウスの「ぐるりん断熱」との相性を確認する
積水ハウスでは、2010年から軽量鉄骨系の戸建て住宅に「ぐるりん断熱」を標準採用しています。これは、外壁だけでなく、屋根・床・基礎まで建物全体を断熱材で包み込む施工方法です。
この「ぐるりん断熱」と床暖房の相性は非常に良く、床暖房の暖房効果を最大限に引き出すことができます。せっかく積水ハウスで家を建てるなら、この断熱性能を活かした暖房計画を立てたいところです。
営業担当に「ぐるりん断熱を採用した場合、床暖房の効果はどの程度向上するか」を確認してみてください。具体的なシミュレーションを出してもらうことで、導入判断がより明確になります。
注意すべきポイント
積水ハウスの鉄骨住宅では、鉄骨自体が熱を伝えやすいため、断熱施工が特に重要です。「ぐるりん断熱」を標準のまま採用するか、さらに断熱材を厚くするオプションを追加するか、営業担当とよく相談しましょう。
まとめ:積水ハウスの床暖房で後悔しないために
ここまで、積水ハウスの床暖房について詳しく解説してきました。最後に、後悔しないためのポイントをまとめます。
床暖房で後悔しないためのチェックリスト
- 住宅の断熱等級を確認する(等級6以上が望ましい)
- 初期費用とランニングコストを具体的に試算してもらう
- 太陽光発電の導入有無を考慮する
- 在宅時間と使用頻度を現実的に見積もる
- 一部採用か全面採用かを慎重に判断する
- メンテナンス費用も含めて長期的なコストを考える
- 寒冷地の場合はセントラルヒーティングも比較検討する
床暖房は、高断熱・高気密の住宅で、家族が長時間過ごすLDKに導入すれば、非常に快適な暖房方式です。しかし、初期費用とランニングコストを考えると、誰にでもおすすめできるわけではありません。
大切なのは、あなたの家の断熱性能・家族のライフスタイル・予算に合わせて、冷静に判断することです。営業担当の提案を鵜呑みにせず、具体的な数値を確認し、本当に必要かどうかを見極めてください。
迷った場合は、まず住宅の断熱性能を最優先に確保し、床暖房は後から追加できるオプションとして考えるのも一つの方法です。
積水ハウスで後悔のない家づくりをするために、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 積水ハウスの床暖房は標準仕様ですか?
いいえ、積水ハウスの床暖房は標準仕様ではなく、オプション扱いです。導入する場合は、初期費用として追加料金がかかります。見積もりを確認する際は、床暖房の項目がどこに含まれているか、明細をしっかり確認しましょう。
Q2. 床暖房とエアコン、どちらが光熱費は安いですか?
一概には言えませんが、一般的にはエアコンのほうが光熱費は安い傾向にあります。ただし、太陽光発電を搭載している場合や、高断熱住宅で床暖房をつけっぱなしで使う場合は、床暖房のほうがトータルコストで有利になることもあります。具体的な試算を営業担当に依頼することをおすすめします。
Q3. 床暖房は後付けできますか?
温水式床暖房の後付けは非常に困難です。床下に配管を通す必要があるため、床を剥がして大規模な工事が必要になります。後付けを検討する場合は、電気式の「後付け用床暖房」を選ぶことになりますが、新築時に導入するよりもコストが高くなります。床暖房を検討している方は、新築時に導入することをおすすめします。
Q4. 床暖房の耐用年数はどれくらいですか?
温水式床暖房の耐用年数は約30年とされています。ただし、熱源機(ボイラー)の耐用年数は約10〜15年程度なので、30年の間に1〜2回は熱源機の交換が必要になる可能性があります。定期的なメンテナンスを行えば、長期間使い続けることができます。
Q5. 寒冷地では床暖房だけで冬を越せますか?
北海道などの寒冷地では、床暖房だけで冬を越すのは難しいかもしれません。外気温がマイナス10℃以下になる地域では、床暖房に加えてセントラルヒーティングや補助暖房が必要になることが多いです。ただし、断熱等級6以上の高断熱住宅であれば、床暖房を含む複数の暖房器具を組み合わせることで快適に過ごすことは可能です。